鎌倉の海にバシャバシャ入って大仏見た【旅日記】
鎌倉に行った。
鎌倉は僕の憧れの場所だ。
ちょっとした日帰りの鎌倉ひとり旅の記録をここに残しておく。
鎌倉は憧れの場所
寺社仏閣と日本文化、海と自然という最強のバランスが憧れる。
外国人たちにも人気だ。
僕は人生の大半を埼玉県で過ごしていたから、余計鎌倉への憧れが強い。
埼玉県さいたま市の東の方に住んでいた。
僕が住んでいたエリアはもともと田んぼだった。
見沼田んぼと呼ばれるところを、東京一極集中のベッドタウンとして大胆に宅地開発して新興住宅地がたくさんできた。
そもそも、江戸時代以前、埼玉県の割と広い部分は湿地で、全然人が住める場所じゃなかった。
徳川家が利根川という関東の大きな河川の流入経路を東京湾ではなく、千葉の銚子へと大胆に河川工事して、武蔵野の湿地が乾いたことで人が住めるようになった。
海がなく歴史の浅いさいたま。
海と自然があり歴史の深い鎌倉。
この構図が憧憬を深める。
まあそんなことで鎌倉が好きだ。
鎌倉へ到着
鎌倉駅に到着し、人の多さにちょっとびっくりする。
この日は、11月の快晴でぼかぼかとあたたかった。
鎌倉という土地は、鎌倉駅とJR線路を境に、東と西で少し分断されている印象がある。
東には鶴岡天満宮と段葛という参道エリア、西には鎌倉大仏と銭洗弁天、それと海になっている。
去年の真夏に鶴岡天満宮は訪れたので、今回は西の鎌倉大仏と海エリアを訪れた。
鎌倉駅西口の時計台がかっこいいなと鎌倉駅へ到着したのを感動しつつのんびりする。
まずテンションをさらにあげるため海へ行ってみることにした。
鎌倉駅から20分強くらい歩いたかな。
昔の狭い日本の街路を楽しみながら歩く。
やっぱりちょっとリッチな住宅が多いな。
江ノ電の踏切を発見して、ちょっとテンションがあがる。
江ノ電って単線で幅が狭くて、住宅と電車の距離が狭いよなとか思いながら歩く。
ああ、海っぽい。住宅地にいるのに、なんとなく海が近いことを感じる。見た目なのか空気なのか、海が近いとわかるのが不思議だ。
鎌倉の海へ
海に着く。
ああ、綺麗だな。
長野に住んでいるので、なかなか海を見ることもない。
キラキラと太陽を反射して眩しい。
犬やゴミ拾いの人たち、自転車乗り、子供や大人たちがとても平和そうに映る。
テンションがあがってきた。
浜へ降り、海へ近づく。
ああ、やっぱり海はいいな。
うるさいはずの波の音が心地よい。
サーファーが多い。
ウィンドサーフィンや船が遠くに見える。
思い切って、海に足だけ入ってみることにした。
意外と冷たくないんだな。
いつかのポッドキャストで「海の温度は2ヶ月遅れ」というのを聞いたような気がする。
だからあたたかいんだ。
結局2時間くらい砂浜にいた。
家系ラーメンがうまい!
それから横浜家系ラーメンを食べた。
僕が住んでいた福岡&長野には、横浜家系ラーメンはあまりないので、関東にきたときに食べる。
うめー!
高校時代からハマっているんだ。
そんな感じで幸福度がさらにアップ。
歯を磨き、銭洗い弁天を目指す。
トンネルをくぐり銭洗弁天へ!
銭洗弁天に着く。
直前は激坂だった。
トンネルを抜ける。
わくわく!
ちょっと千と千尋気分だ。
すげえ、こんなんだっけ!?
銭洗弁天には小学生の頃に母とふたりで来た記憶がある。
それ以来、約10年ぶりだ。
結構おどろおどろしい、洞窟みたいなところで銭を洗うようになっている。
ここでお金を洗うと、お金持ちになると言われている。
七福神を祀った社が境内にそれぞれ配置されている。
周囲を岩に囲まれた隠れ家のようなスペースで落ち着いた。
フランス人の友人宅へ
銭洗弁天を後にして、フランス人の友人のお宅へ向かう。
僕は長野県の標高1000m村でワイン農家をしている。
この前、親の友人のフランス人の方が農作業を手伝いに来てくれた。
築130年の我が家に泊まって、大人数でワインを飲みながら、いろんな話をした。
そのときに「鎌倉に行くことがあったらぜひ我が家に来てくれ!」ということでさっそくお邪魔することにした!
家族3人で迎えてくれた。
プリンなんかをご馳走になりながら、鎌倉に越してきた理由なんかをご夫妻からお聞きする。
地方移住が流行りだし、そこでコロナでリモートワークになり、東京以外のところで暮らしたくなり、SUUMOで鎌倉の古い家を見つけて建て直して住んでいるということだった。
僕もそうだけど、コロナ後でいろいろ考え方も変わったよな。
ご家族には4歳の男の子がいる。
フランスと日本人のハーフの子なのでイケメン!
活発で新幹線はやぶさが好きな男の子。
僕も幼稚園生のころ新幹線が大好きだった。
一緒に周辺を30分ほど散歩した。
佐助稲荷神社のたくさんの鳥居をご家族と一緒にくぐったりした。
ああ、子供って元気だな。
いろいろ幸せを感じた。
鎌倉大仏に感動
ご家族と解散をし、鎌倉大仏を見に行った。
鎌倉って広いんだよね、意外と。
去年も鎌倉大仏を見ようとしたけど、結局時間が足りずダメだったんだ。
今回もギリギリになってしまったけど、ちゃんと鎌倉大仏を見ることができた。
鎌倉大仏は高徳院というお寺の中にある。
結構な観光客がいるんだね。
300円を払い中へ入った。
大仏を目にして、涙が少し出そうになった。
鳥肌がたった。
すげえ、感動した。
来てよかった。
後ろに窓がついててちょっと笑った。
コロナ以前は大仏様の中に入ることもできた。
江ノ電で帰る
ああ、あっという間に帰らないといけない時間になった
長谷寺とか文学館とかまだまだ回りたいところがあったのに、全然時間が足りない。
帰りは、江ノ電に乗って帰ることにした。
車内はかなり混雑していた。
鎌倉みたいな少し遠くてレトロで知的な場所に、一緒に来れるカップルに憧れるな〜。
また必ずこよう。
正直鎌倉に住みたいと思いつつ、鎌倉をあとにした。
とても幸せな1日を鎌倉で過ごした。