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あなたの体質に合う食事とライフスタイル アーユルヴェーダのガイドライン

アーユルヴェーダではそれぞれのドーシャによって合う食べものやライフスタイルが違ってきます。
自分に合う食べものやライフスタイルを選んで生活することによって健康で長生き、メンタルバランスも整い、自分の長所が発揮できバランスのとれた幸せな生活ができるという理論です。

まずはプラクリティ・テストとヴィクリティ・テストをして自分のドーシャを知ってください。
そして下記のガイドラインにある自分のドーシャの解説を読んでください。

ヴァータ・プラクリティ

ヴァータを増悪させる食べ物


冷たいもの、乾燥しているもの、辛み、渋み、苦み、軽いもの

  1.果物-乾燥した果物、リンゴ(渋い)。 クランベリー、ナシ、柿、スイカ、メロン、キュウリ。 
 2.野菜-生野菜、キャベツ、カリフラワー、セロリ、玉ねぎ、唐辛子、トマト、ほうれん草、ラディッシュ、エンドウ豆。 
 3.穀物-大麦、小麦、トウモロコシ、キビ、オーツ麦(乾燥)、ライ麦
4.動物性食品-子羊、豚肉、ウサギ、鹿肉。 
 5.緑豆、黒と赤のレンズ豆、豆腐
  6.甘味料–白砂糖
  7.その他–ポテトチップス、水牛のミルク、スキムミルク、アイスクリーム

 ヴァータがとるべき食べ物


温かいもの、潤いのあるもの、重みと密度があるもの

1.果物-甘い果物、アプリコット、アボカド、バナナ、ベリー、チェリー、オレンジ、イチジク、ブドウ、マンゴー、パパイヤ。 
 2.野菜-調理済み野菜(加熱されてあるもの)、アスパラガス、ビーツ、ニンジン、タマネギ(加熱された)、加熱されたサツマイモ
3. 穀物-オーツ麦(調理済み)、米、小麦。
4.動物性食品-牛肉、鶏肉、七面鳥の白身の肉、加熱された卵、シーフード
 5.ムング豆
 6.白砂糖以外の天然の甘味料 
7.調味料-適量のスパイスであれば問題なし
 8.乳製品-すべての乳製品
  9.オイル-すべてのオイル

 ヴァータの生活ガイド


1.
日の出の90分前に起きます。  
2.カルダモン、フェンネル、クローブ、シナモンなどのスパイスが入った歯磨き粉で歯をきれいにし、ぬるま湯で口をうがいします。
 3.朝、ギーを点鼻します。
4.定期的に軽い運動をします。ヨガやストレッチなど。
 5.温かいお湯で入浴します。ぬるすぎず、熱すぎず。
 6.木綿やジーンズなど温かくて厚い性質の布でできた服を着ます。 
 7.ギーやオイル、甘い、酸っぱい、塩味の食事をとる。 
8.温かい食べ物を取る。
9. ダイエットは避けてください。 
10.昼間に少し昼寝をすること。
11.可能であれば、あなたは肉体労働などの激しいしごとではなくデスクワークなどの軽い仕事を選ぶべきです。
13.性生活 ー ヴァータは体力やスタミナがあまりないので控えめに消耗しないようにしましょう。老化がすすむ原因になります。
12.次のような病気になりやすい-関節の痛み、脊椎炎、精神的な病気
上記の病気を避けるために、アーユルヴェーダ医師はのトリートメントのひとつであるバスティ(薬用浣腸)を雨季にする。


 

ピッタ・プラクリティ


ピッタを増悪させる食べ物


1.果物-酸っぱい果物、酸味の強いアプリコットやベリー、バナナ、緑のブドウ、レモン、酸っぱいオレンジ、パパイヤ、酸っぱいパイナップル。 
 2.野菜-辛味のある野菜、ビーツ(辛みがある)、生の玉ねぎ、ニンニク、唐辛子、大根(生で辛みがある)、トマト、生姜
3.穀物-黒小麦、トウモロコシ、キビ、オート麦(乾燥)、ライ麦、米(ブラウンライス
  4.動物性食品-牛肉、卵(卵黄)、子羊肉、豚肉、シーフード
  5.豆類-レンズ豆
  6.甘味料-糖蜜(モラセス)、蜂蜜。
7.スパイス ーコリアンダー、シナモン、カルダモン、フェンネル以外のすべてのスパイス
 8.乳製品-バターミルク、チーズ、サワークリーム、ヨーグルト。 
 9.オイル-トウモロコシ油、ゴマ油。 
10.漬物、酢唐辛子、ジャム、ケチャップ、お茶、コーヒー

ピッタがとるべき食べ物


1.果物-リンゴ(酸味がなく甘い)、アボカド、ココナッツ、イチジク、ブドウ(巨峰などのような甘い)、マンゴー、梨、メロン、レイズン、デーツ
2野菜-甘くて苦い野菜、アスパラガス、ブロッコリー、キャベツ、キュウリ、カリフラワー、セロリ、 緑色の豆、葉物野菜、レタス、キノコ、オクラ、エンドウ豆、パセリ、ピーマン、ジャガイモ、ズッキーニ。 
 3穀物-オーツ麦(調理済み)、バスマティ米、大麦、白米、小麦。 
 4.動物性食品-鶏肉、七面鳥の白身の肉、卵(白み)、ウサギ、エビ
5. Legumes-レンズ豆を除くすべてのマメ。
6.甘味料-糖蜜と蜂蜜を除くすべての甘味料。 
7.乳製品-すべての乳製品。
8.スパイス ー コリアンダー、シナモン、カルダモン、フェンネル。ターメリックと黒コショウは少量ならとってもいい。

ピッタの生活ガイド

1.極端な暑さでの作業は避けてください。工場の炉の近くでの仕事のように火を扱うもの。
2.断食は避けてください。
5.激怒したりキレたりしないように気をつけてください。
6.日の出の2時間前に起きてください。 
 7.定期的に少し運動をします。
8.点鼻に牛のギーまたは牛乳を使用します。
9。甘味、苦み、渋みのスパイスやハーブの入った歯磨き粉で歯磨き、室温の水でうがいします。
10.ぬるい湯で入浴します。  
11.軽く、冷たく、細い繊維の性質の布でできた服を着用します。 純粋なウールやシルクや柔らかい綿。
  12.昼間に少し昼寝をします。
  13.可能であれば、役員、秘書博士、エンジニアなどのそれほど肉体疲労しない仕事を選択し、寒い環境で仕事をする必要があります。
14.制限内での性生活を心がける。  
15十分な睡眠時間は約6〜8時間
16.次のような病気になりやすい -黄疸、出血傾向、胃炎、消化性潰瘍、皮膚炎。
上記の病気を避けるためにアーユルヴェーダの医師はラクタモークシャraktamokshana瀉血ののトリートメントを夏のシーズンにします。


カッファ・プラクリティ


カッファを増悪させる食べ物

1。果物-甘い、酸っぱい果物、アボカド、ココナッツ、新鮮なイチジク、バナナ、ブドウ、レモン、オレンジ、パパイヤ、メロン、パイナップル、プラム、ドライフルーツ(糖分が多いから)
2。野菜-甘くてジューシーな野菜、きゅうり、スイートポテト、トマト、ズッキーニ。 
 3.穀物-小麦、白米、ブラウンライス、オーツ麦(調理済み)。  
4.動物性食品-牛肉、子羊肉、豚肉、シーフード。 
 5.豆類-インゲン豆、大豆(重いため)、黒レンズ豆、緑豆、黒グラム豆。  
6.甘味料-生の蜂蜜以外の甘味料。 
7.調味料–塩。
8.乳製品-山羊乳と薬用ギー以外のすべての乳製品。  
9.オイル-少量のアーモンド、コーン、ヒマワリ油以外のオイル。


カッファがとるべき食べ物

1.果物-リンゴ、アプリコット、ベリー、マンゴー、サクランボ、梨、ザクロ、プラム
2.渋い野菜、苦い野菜、アスパラガス、ビーツ。 芽キャベツ、キャベツ、ニンジン、カリフラワー、セロリ、なす、葉野菜、キノコ、オクラ、エンドウ豆、大根、ピーマン、ほうれん草、タマネギ。
3. 穀物-トウモロコシ、大麦、キビ、オーツ麦(乾燥)、バスマティ米、ライ麦(少量)。
 4.動物性食品–鶏肉、七面鳥の黒身の肉、ゆで卵、ウサギ。
5. 豆類-インゲン豆、大豆(重いため)、黒レンズ豆、緑豆、黒グラム豆以外の豆はよい。
6.甘味料 ー  生の蜂蜜。
7.調味料-塩以外
8.オイル-少量のアーモンド油、コーン油、ヒマワリ油
9. スパイス ー ほとんど全て



カッファの生活ガイド


1.いつも活動的な生活を維持する必要があります。
2.座りがちな仕事を避けるべきです。
3.冷たい水は飲まないようにしてください。
4.あなたは断食をするべきです。
5.頻繁に食べることをやめてください。
6.冷凍食品を食べないでください。
7.日の出の二時間半前に起きてください。
8.定期的になるべく最大限できる運動をしてください。
9.辛みのある、苦く、渋い味のスパイス・ハーブ入りの歯磨き粉で歯を磨き湯で口をうがいします。  
10.熱めの湯で入浴します。  
11.粗目、温かい生地の服を選びましょう。麻やウール。
12.日中の睡眠は避けてください。  
13.性生活は多くても大丈夫です。
14.次の病気にかかりやすいです-糖尿病、高血圧、喘息、風邪、咳、肥満、冠状動脈性心臓病、浮腫、かゆみを伴う皮膚病など
 上記の病気を避けるために、アーユルヴェーダの医師は夏のシーズンの始まりにヴァマナVamana(嘔吐療法)します。  


ヴァータ・ピッタ プラクリティ

ヴァータ・ピッタを増悪させる食べ物


ヴァータかピッタ増悪しているどちらかのドーシャの食べ物をとらないようにしてください。

 

ヴァータ・ピッタがとるべき食べ物

不調でなければ、ヴァータとピッタがとるべき食べ物をとってもよい。

ヴァータ・ピッタの生活ガイド


1.太陽の下での移動は避けてください。 
 2.怒り、悲しみ、心配などの極端な感情を持たないようにこころがけてください。
3.オイルで体をマッサージします。 
4.ぬるめの湯で入浴します。  
5.薄手の生地の服を着用してください。 
6.日の出の30分前に起きます。  
7.定期的に軽い運動をします。  
8.点鼻薬としてギーまたはミルクを使用します。  
9.甘い味の食事をとる。(果物や米や甘みのある野菜を指す)
10.日中に少し昼寝をしてください。
11.体力の負担の少ない仕事を選びましょう。  
12柔らかいベッドで明るい気分になる香りを使用してください。  
13.睡眠時間はたっぷりとりましょう。  
14.性生活は少なくしてください。
15.次の病気にかかりやすい -胃酸過多、消化性潰瘍、手のひらと足の裏のひび割れ、出血しやすい、頭痛、片麻痺など。
上記の病気を避けるためにアーユルヴェーダの医師は雨季にバスティ(浣腸治療)をします。
定期的にココナッツオイルとチャンダンオイルを体に塗ってください。


 ヴァータ・カッファ プラクリティ


ヴァータ・カッファを増悪させる食べ物

ヴァータかカッファ、増悪しているどちらかのドーシャの食べ物をとらないようにしてください。

  

ヴァータ・カッファがとるべき食べ物

不調でなければ、ヴァータとカッファがとるべき食べ物をとってもよい。

ヴァータ・カッファの生活ガイド


1.エアコンの効いた部屋での作業は避けてください。
2.水中での作業は避けてください。 
 3.冷水を飲まないでください。 
4.冷凍食品は避けてください。
5.日の出の90分前に起きましょう。
6。適度な運動をします。
7辛味と甘味のスパイスとハーブ入りの歯磨き粉で歯磨きしてお湯でうがいします。
 8.厚く温かい生地の服を着用してください。  
9.熱めお湯で入浴します。  
10.性生活は適度でよい。
11.椅子に座った姿勢で昼寝をします。  
12.適度に精力的な仕事をし、暖かい環境の中で仕事をしてください。  
13.暖かいベッドにすべきです。
14.適度な睡眠をとります。
15.適度な労働力の仕事を選びましょう。
16.  次の病気にかかりやすい -
高血圧、喘息、冠状動脈性心臓病、血栓症または塞栓症による麻痺、関節の病気、アーユルヴェーダの医師はヴァーマナVamanをします。
  •ごま油またはダッシュムーラオイルを体に塗ってください。

ピッタ・カッファ プラクリティ


ピッタ・カッファを増悪させる食べ物

ピッタかカッファの増悪しているどちらかのドーシャの食べ物をとらないようにしてください。

ピッタ・カッファがとるべき食べ物

不調でなければピッタ・カッファがとるべき食べ物をとってもよい。

ピッタ・カッファの生活ガイド

1.過剰に身体にオイルを塗らないでください。
 2.脂っこい食べ物は避けてください。  
3.座りがちで精神的に緊張の伴う仕事を避けるべきです。  
4.日の出の1時間前に起きます。  
5.定期的に適度な運動をする
6.苦味、渋味のスパイスやハーブ入りの歯磨き粉で歯を磨きます。
7.ダッシュムーラオイルを体に塗ります。  
8..薄手や軽い生地の服を着用してください。  
10.昼間、座位で少し昼寝をします。
11.ぬるめの湯で入浴します。1
12。性生活は適度にしてください。
13.適度な労作をしている仕事を選択します。  
14.柔らかいベッドで寝てください。
15.適度な睡眠をとりましょう。 
16.次の病気にかかりやすい - 糖尿病、結石、肥満、皮膚病の有無にかかわらずのかゆみ。 
上記の病気を避けるためにアーユルヴェーダの医師は夏の初めにVamana(嘔吐療法)をします。
ワッチャ  Vachaのよう粗い、芳香のあるパウダーで身体をこすります。

トリドーシャ プラクリティ

トリドーシャの人はどのドーシャのヴィクリティが増悪しているかをヴィクリティテストをして調べ、そのドーシャで避けるべき食べ物をとらないようにしたり、ヴィクリティテストの各項目を見て、生活の中で何がそのドーシャを増悪させているのか、気をつけるべきことに注意してバランスを取り戻してください。
トリドーシャのプラクリティを持つ人はバランスが取れている時はどの方面にもポジティブさを発揮しますが、いったんバランスが崩れるとどのドーシャよりもあらゆる病気になりやすくダメージも大きいので日ごろから注意が必要です。


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