見出し画像

自分を磨く

  昨日、1件バイトの面接に行った。
 自分から選んで決めたバイトの面接に応募したのは、実は初めてだ。

 私がバイトを始める目的は

・言われたことを確実に実施すること
・限られた労働時間の中で効率よく仕事をする工夫を考えて行うこと
・他の人の仕事のやりやすさを考えながら動くこと

の能力をみがくことだ。

 今まで、自分の気に入らないことがあると、
職場の人のせい、職場環境のせいにして、
自分を省みることなく、自分を変えることから、逃げてきた。

 今、私は40歳。始めるのが、今だったのだ。
と思うと、清々しいな。
さあ、何度でも始めていこう。

選考結果がどうだったか、
ドキドキワクワクして待っている、初々しい自分もいるな。 

******************************
【余談】

昨日、パートナーと『モアナと伝説の海』のキャラクター、
『マウイ』について語り合った時間があった。

 彼は、人間の赤ちゃんとして生を受けたが、
「見た目が醜い」という理由で母から海に投げ捨てられた。
そこを神々によって発見され『半人半神』としての命を与えられた。
 また、どんな動物にも変身出来る『神の釣り針』も与えられた。

 彼は陽気で明るく振る舞い、人間が望んでいること(昼間を長くする、島を出現させる、ココナツの実を実らせるなど)を、神の釣り針の力を使って叶えてきた。その成果を、自分の勲章として、身体に入れ墨という形でまとわせている。

【俺のお陰さ】
https://www.youtube.com/watch?v=reL1YoyTT5g

 
 その一方で『母に捨てられた、俺は誰からも愛されていない』『神の釣り針がなければ俺には何の力もない』という劣等感を持っていることを感じさせるセリフが作中端々にある。(そんな劣等感を抉ってくる敵もいる↓)

【シャイニー】

 
 そんなマウイだけど、
 マウイが、主人公モアナと(半ば強制的に)海へ冒険に出て、
 モアナとの交流を深めていくにつれて、ラストには自分の存在そのものを愛し、自信を持つようになっていく。

 そんなマウイはとても信頼できる、生命力に満ちた頼もしい男だ。

 私の今年のテーマは『冒険』。
 わたしにも劣等感がある。
『どうせ私なんて何もできない。すぐ失敗するし、忘れるし、何も決められない』。
 劣等感がベースにあると、自分の美点も、
 全て自分の劣等感を埋めるためのものにしてしまう。
 何をしても、劣等感が混ざりもののように入り込んでくる。
 でもそれは、自分が劣等感を感じていることを「ダメ!」としているから  
 だ。
 自分の美点を活かせないなんて、それはとても残念なことだ。

 そんなマウイの成長物語と、現在成長しようとしているわたしに共通点がある気がして、嬉しくなった。
 
 上で紹介した『俺のお陰さ』という歌を、自分の抱えている劣等感と向き合い、深みを増したマウイが歌ったらどのように聴こえるだろう。(もう歌の内容も変わるかもしれないな)

 マウイ、わたしも、たのしんで、堂々といくよ。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?