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オープンファクトリーやってます

こんにちは、エレガントウッドの石井です。

数年前から計画し、目標だった工場、事務所移転を完了しました。なので、新社屋移転に伴い、オープンファクトリーをおこなっております。

なぜオープンファクトリーなのか?

デザイナー個人の可能性を広げる

世の中にたくさんの商材があり、海外製品も含めると莫大な製品が溢れていると感じます。デザイナーはタイル、クロス、床材、天井の仕上げから照明、演出、動線含め、いろんな知識が必要とされる職業で、出来栄えに関しては磨いてきたスキルも必要とされると思います。
覚えいくことも多い中で、弊社のデザインパネルに関しては「実際にどうやって製作しているのかわからない」「ツキ板は聞いたことあるけど…」「型で作られる?」という声をたくさんいただきます。

ウェブサイトやカタログに掲載している製品は、完成された写真が載せられており、gallery(納品事例)は、当然出来上がりだけにフォーカスされます。
デザインパネルの製造工程、ツキ板の貼り方を知らなくても当然です。まれに具体的に工程を知ってる人がおられますが、聞くと、やはり過去デザインパネルを使用される際に、苦労した経験の持ち主だったりします。

弊社がオープンファクトリーでものづくりの流れを知って欲しいことの大前提として、特にデザイナーはどうやって製作されているのかを知っているだけで、これからのアイデアに繋がり、デザインの可能性が広がると思っています。

我々が扱うデザインパネルのビスポーク(特注品)は、アイデアとデザインの可能性を広げるためには申し分なく、追求できると感じています。

1)体験を通して知る

数ヶ月前に福岡の大手ホテルのプロジェクトをご一緒したデザイナーの方に「ツキ板のことを知らないデザイナーが多いです」と話をしていた時に、「知らない人には、ツキ板を実際に貼る体験を」というアドヴァイスをいただきました。
BtoBのワークショップです。

case1)先日、株式会社船場のデザイナー10名ほどでオープンファクトリーに来ていただき、ツキ板をどうやって貼っているのかを聞くだけではなく、実際に貼っていただきました。

「ツキ板は知ってるけどこんな風に貼るの?」「思ったよりも手間かかる」「綺麗に貼れないw」など終始、会話が切れず楽しまれてました。

思っていた以上に苦戦されれて、「簡単にサンプルちょうだいって頼めないね」って話も(笑)

地元のツアーもやってます

オープンファクトリーの魅力の一つに、地元で活躍されている会社さんも積極的にご案内しています。組子、家具、木材(一枚板)などご案内しております。

大川ファクトリーツアー でも参加を受け付けております。

組子
木材

弊社だけのものづくりだけはなく、【ものづくりのことを知るツアー】として知っていただければと思います。

株式会社船場
今回のオープンファクトリーに来ていただいた企画実行担当者は仲良くさせてもらっているエグゼクティブフェローの成富法仁氏(エシカルデザイン本部エバンジェリスト)。早速第二弾を企画中とのことなので、楽しみに待っております。


case2)東京の方とお仕事をさせていただく機会が多いため、デザイナーが「福岡へ行く予定があるから大川いきます」と言っていただけるケースが増えています。
以前より仲良くされてもらっている株式会社cmykの吉里代表もその一人で、オープンファクトリーに来ていただきました。

「いつもツキ板製品としてスペックをするけど貼ってる工程は知らない」とのことで弊社としても体験を通じてご紹介できてよかったと感じるところです。

株式会社cmyk
吉里謙一代表。空間デザインからブランディングまで関わっておら、駅や施設などの商環境を中心に、物販、レストラン、プロモーション、オフィス、ホテル、旅館、住空間の設計からプロダクトや ブランディングまで幅が広く活躍されておられます。

2)デザイナーのアイデアにつながることを発信しています。

デザイナーの知識の抽斗(ひきだし)が増えるように、少しづつ情報発信をやっています。ちょっとした気づきを拾うことで抱えている課題が解決する、糸口が見える、など経験があるかと思いますが、まずは抽斗をすこしづつでも増やすことが大事ではないかと考えています。

オープンファクトリーでは、noteで得る情報、Instagramの情報よりも、何倍もアイデアを得ることができます。

ぜひ、福岡へお越しの際はすこしだけ足を伸ばして弊社までお越しください。加工の段階から、完成までの流れで工場、地元企業のものづくりをご案内いたします。

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