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ヨーロッパのスリが観光客からお金を奪うための手口5つ

 よっぽど運が悪くない限りは旅行中に財布を盗まれたりなんかしないと思いがちですが、スリの技術は大変に巧妙で特に盗みを生業としているプロ達の技術には思わず関心してしまいます。

 ヨーロッパにはスリを養成する学校まであるという話ですから人からお金を盗む訓練を積んだ熟練の技術から”盗みの素人”である僕たちが身を守るのは至難の業です。

 ただこちらの記事にて紹介します手口があると知ってそのようなスリの餌食にならないよう日頃から意識すだけでも狙われにくくなるとは思います。


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 ヨーロッパのスリが観光客からお金を奪うための手口その1「切り裂きスリ」:こちらは聞いたこともある方が多いと思いますが、特にヨーロッパで横行しているらしく、名前の通りただ単純に隙をついて観光客の荷物を刃物で切り裂いて中身を持って行く原始的な手口です。荷物を切っていたら音で気づきそうですが、バレないようにそれが出来るということは相当な技術なのでしょう・・。


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 ヨーロッパのスリが観光客からお金を奪うための手口その2 「電車のドアを利用したスリ」:電車内でドアの付近に立っている観光客の近くに陣取ります。そして駅についてドアが開いた時に観光客のお尻ポケットに入っている財布などに手をかけ、ドアが閉まる直前に財布を引き抜いてそのまま逃げてしまいます。当然、電車のドアは閉じて走り出してしまうのでスリを追いかけていくことは出来ません。こちらもかなり原始的な手口ですが、意外とよく使われるらしいのでヨーロッパへ旅行される際は電車内でドア付近に立たないほうが良いかもしれません。


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 ヨーロッパのスリが観光客からお金を奪うための手口その3 「親切なスリ」:道に迷ってそうな観光客に言葉巧みに近づき、色々と親切に面倒を見てあげるフリをして注意をそらし、財布や荷物などを奪い取る手口です。基本的に複数人で行なうのが主流らしく、一人が正面から話しかけて背後から仲間が財布などを盗みます。


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 ヨーロッパのスリが観光客からお金を奪うための手口その4 「署名スリ」:観光客に署名をお願いして気をそらし、財布などを盗む手口です。署名をするためのバインダー持っている腕が実は作り物で下から本物の腕で財布をかすめ取るなんていう離れ業もあるそうです。


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 ヨーロッパのスリが観光客からお金を奪うための手口その5 「ストリートミュージシャンスリ」:街中で楽器を使って演奏するストリートミュージシャンのレベルがヨーロッパでは素晴らしく高く、多くの観光客が足を止めて演奏に聞き入っていたりします。ただそこでストリートミュージシャンの仲間だと思われるスリ軍団が忍び寄ってきていつの間にか財布や荷物などを奪い取ります。ちなみにイタリアでものすごく歌の上手いストリートミュージシャンのお姉さんがいるけどバックにスリの軍団がいるので注意するように言われたことがあります。

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