MARCH文系卒の会社員たちへ@134日目

僕は入社3年目を迎える四月に転職した。
営業職は変わらなくても印刷業界からIT業界への転職だったので
自分として全くの別世界に飛び込む気持ちだった。

もうすぐ転職して2年がたつけれど、後悔したことは一度もない。
そして前職のうほうが良かったことも1つもない。
こうやって感じている人間が転職を進めても、「たまたま転職した会社が
良かっただけでしょ。」と思われてしまいそうだけど、
僕は入社3年目までの会社員には転職をおススメしたい。
いや、正確には「転職活動」をおススメしたい。

僕はMARCH層の大学を卒業して新卒で1社目に入社した。
個人的な感覚なのでわからないけど、MARCH層の大学の文系出身者たちで
自分の将来のことをしっかりと考えて就職活動を全うできた人は
どれくらいいるのだろうか?ほとんどいないんじゃないだろうか。

僕の大学は圧倒的に金融系に進む人が多くて(学部にもよるかもしれないけど)みんなが銀行や証券会社を受けているのを見ているだけでも
「みんなが受けるからとりあえず受ける」「有名だからとりあえず受ける」という雰囲気を感じていた。

そうして入社した会社で2~3年働くと、絶対に何か違和感を感じるはずだ。
それは不満かもしれないし、周りの人間に対するものかもしれない。
そして、なんとなく就職活動をしてきた人達は、自分のこれからの目標や夢を真剣に考えてこなかった人達だと思う。
自分もそうだった。

転職活動は今の会社をやめて新しい会社に入社するための活動だけど
「自分と向き合う時間を作ること」でもあると思う。
そもそもなんで転職をしたいのか?今の仕事になんで嫌な気持ちを抱くのか?自分て何がしたかったんだっけ?
そんな風に自分と向き合って考える時間をしっかり作ることが
僕の転職活動だった。
そして、転職活動そのものではなく、この「自分と向き合う時間」が
一番大事だったと、今では思う。
僕がアドバイザーと話をして特に印象に残っているのは
「やりたくないこと」を見つけることも立派な将来設計だということ。
「やりたいこと」を見つけるのはなかなか難しいけど、
「やりたくないこと」は簡単に見つかる。そして「やりたくないこと」を
どんどん除いていったときに、「やりたいこと」が見てくるかもしれない。

いますぐ転職したい人もそうでない人も、
転職をするつもりで「自分と向き合ってみること」。
これをおススメしたいと思う。

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