「あの感じ」を表現できるようになりたい。@50日目

1か月ほど前に北海道に旅行に行った。僕は、雄大な自然や綺麗な景色に影響を受けやすいほうで、時間が許されるならば何時間でもそこに居座って眺めていたいな、と思うくらいだ。特に、寒いほうがいい。仙台生まれなので、寒いところの方が落ち着くかのかわからないけど、凍えるような寒さの中で深呼吸をすると、肺いっぱいに冷たい空気が入り込んできて少し痛い、あの感じが好きだ。

「あの感じ」僕が目指しているのは、「あの感じ」をみんなに伝わるように表現することだ。日常生活の中でも、旅行中でも、なんとなく感じる「あの感じ」を言葉で表現できるようになりたい。

読書が好きで、よくおススメの本を聞かれたり、「どうしたらたくさん本が読めるようになるのか」聞かれたりするけど、読書の良さ・面白さを相手にちゃんと伝えられないのがいつももどかしい。読み進めるごとに自分の頭の中に創造の世界が広がり、登場人物の目線で物語を体験できる。そんなことはみんなわかっている。そういうありきたりな表現ではなくて、「読み始めたらとまらなくなって、気づいたら朝になっていた。」「結末はわかっているのに、面白くて何度も読み返してしまう。」「印象的はフレーズに出会うと、何度もそのページだけ読んでしまう。」そんな、読書の「あの感じ」をみんなに伝えたい。

そして、できることなら、そんな仕事をしてみたい。みんなに気づきや発見を与えられるような、そんな職業についてみたい。みんなが何を感じてるのか、そして何を求めているのか。それに1つの答えを表現してあげられるようなそんな人間になりたい。

今は営業の仕事をしているけど、そんな人になりたいな。
そういう気持ちを思い出させてくれる本でした。


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