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#48 期待と希望の違いとは〜マインドの法則

期待して何かいいことある?

期待することによって何か良いことがあるだろうか?かつて、よかったことがあっただろうか?今、そういうふうに自分に問いかけている。「期待」をネットで調べてみるとこう書いてあった。

期待
あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。

つまり自分にとって何かいいことがあるだろうと、確実ではないものを当てにして心待ちにすることが期待だ。

部下に期待する、子供に期待する、伴侶に期待する、自分に期待する。これらは全て、確実ではないものをにあてにして、待ち受けることを意味する。だから必然的に不安が発生する。なぜなら期待は確実ではないものをあてにするから。そして期待はずれが生まれる。

よくあるのは、職場で部下や上司に期待して、がっかりすることだ。よくよく考えたら、こちらが勝手に期待しておいて、勝手にがっかりしている。相手からすると、ほんとうに迷惑な話かもしれない。こちらの勝手な話なのだから。笑

子供の成績に期待したり、伴侶の優しさに期待したりするのもそう。きっとそうしてくれるであろう、と勝手に推測して待ち受ける。確実ではないものに。

そして厄介なことに、真面目な人ほど、それに応えようと頑張る。それが目に見えない期待のプレッシャーであり、ストレスの原因となる。だから期待はストレスになるのだ。

もし、自分はプレッシャーに弱いんだよねー、なんて方がいたら少し参考になるかもしれない。

私は密かにこう思っている。プレッシャーによるストレスを抱えて、壊れそうになるぐらいなら、期待に応えようとしなくていいと。相手が勝手に期待しているのだから、いっそのこと放っておけば良いと。

こんなことを言えば、「期待に応えようとするからその人が成長するんだ」「プレッシャーは成長のためのカンフル剤だ」などいろんな反応が返ってきそうだから、あまり大きな声では言わないけど。

私は「期待しているよ」と言われると、そう言ってもらえることにありがたいなぁと感謝の気持ちはあるけれど、実は内心では「期待に応えよう」など微塵も思っていない。自分にできることなんて、実力のそれ以上でもそれ以下でもないのだから。自分はできることを精一杯するだけだと。


キラキラした成長マインドからすると、ちょっとふてぶてしい考え方かもしれないけど、これはストレスからの護身術としては有効なのです。

希望と期待は何が違うのか

その点、希望は良いなと思う。希望は、相手にストレスやプレッシャーを与えない。希望とは単に自分が望みを持つことだ。希望は期待とは違い、何か良いことを待ち受けるのではなく、ただ単に望みを持つ、それだけである。

期待はずれと言う言葉があるのに対して、希望はずれと言うものはない。外れるも何も、希望は結果うんぬんにかかわらず、自分次第で持ち続けることができる、前向きな意思だからだ。

だから期待は他者次第で外れることもあるが、希望は他者次第で外れるという事は無い。希望は希望を無くす、希望を捨てる、と言うように、すべて自分次第なのだ。

結果に執着しない意思、他に依存しない意思、自分次第で持ち続けるのことができる意思、それが希望だと思う。ということは希望は完全なる自分に由る意志だから、希望を持つも持たないも自由なのだ。

期待ではなく希望を持って生き続けたいなあ。だって期待はいちいち他に左右されてしまうもの。私は自由でいたい。

そんな想いをここに残しておきます。

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