マインド心理学をぶっちゃけ自己啓発系にしようか迷っていたという話。
こんにちは、なかえりです。
参加しているコミュニティのメンバーさんから、Kindle本を読んだよ!と、直接メッセージをいただきました。
その感想が嬉しくて。ちょっと、ご紹介させてください。
そしてこれが、アマゾンで実際に書いてくださったレビューです。
なにに感動したかと言いますと、ダンゴムシさんは本書の内容を参考にして、実際にご自身の経験を深掘りし、マインドの改善にまで繋げようとされていること。
「なんか良いこと書いてあるよね〜」で済ませるのではなく、実際にその得た知識を活用しようとされていることが、著者冥利と言いますか、本当にめちゃくちゃ嬉しいことなのです!!(熱)
で、ここからが本題なのですが…。
ぶっちゃけ、本書を自己啓発系にしようか迷っていた。
正直に言いますね。
実は、この本を書くときに、めちゃくちゃ悩んだのです。
「なんか良い話だよね〜」と読者の心揺さぶる自己啓発的な内容にするか、「あ、だから自分はこうなるんだ」とバリバリの実務的な内容にするか。
正直、マインドの話で「良い話」って、いくらでも量産できるんですよ。
しかも抽象的なポエムっぽい話であればあるほど「なんか良いこと言ってる」と演出できる(笑)
読んだあと、ささやかな感動と共に、ちょっと元気が湧いてくる自己啓発系、最初はそっちの路線も脳裏を横切ったわけです。
私の印象も、そっちの方が良くなりそうですし(笑)
でも、私の性分がそうはさせなかった。どこまでも、合理的なこの性分が、ポエム路線に我慢がならんかったのです!
例えば心理学で有名な言葉にこんな言葉があります。
おっしゃってることは、ごもっともなんですよ。私もこの言葉には同意しています。でもですね…
そんなこと、自分に言い聞かせてコントロールできるなら、誰も苦労しないでしょ!
と思ってしまうのですよね…
つまり、いくら良い話でも、実際に何も解決できないってのが、性格上、我慢ならんのです(笑)
ですから、本書は正直、あんまり「良い話」は書いていません。
むしろ、なぜ私たちが、まんまと煽られて無駄なネットショッピングしてしまうのか、なぜ結婚を失敗するのか、なぜ大切な試合で負けてしまうのかなど、耳の痛い話ばかり書いています。
つまり、感動系ではなく反省系?
いや、これじゃあ、言葉が悪すぎる!
読者さんが減ると困るので、反省系 → 振り返り系にしておきましょう(笑)
「感動」はないけど、自分のことを真剣に「振り返って」もらえると嬉しい。
…とここで、話を戻しますと、ダンゴムシさんのメッセージを見て、思ったのです。耳あたりのいい言葉を並べた、自己啓発系にしなくて良かったと。もしそういう内容だったら、こんな感想はいただけなかっただろうな、と思ったのです。
私は読んだ方に「感動」ではなく、自分のことを真剣に「考えて」ほしかった。自分の経験を振り返って、今後同じ過ちをしないようにして欲しかったのです。
ですから、私が聞きたかったのは「良い話!」「感動した!」ではなく、「実践してみます」「改善してみます」という言葉。
そう願っていた言葉を今回聞かせていただけたから、たまらなく嬉しかったのです。
「感動しよう」ではなく「振り返ろう」と思ったら、本書を手にとってみてください。きっと、誰もが思いあたることがあって、深く反省、振り返れるはずです…(笑)
最後までありがとうございました^_^
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