義母の事、夫婦間の共通言語
夫氏
夫はどんな人か、書いても良いかな~
まぁいいや、書こう。笑。
私から見る夫は、いらずらが好きで人間が好きな、あらぶる怒りの神、みたいなかんじ?
色んな事にイライラしたりモノ申したくなっているように見え、
一見して、いや、二度見ても顔が怖く、笑いの表情筋の機能がなんか麻痺していて
でも人が好きというか、
人と何かしていたい人で
というか24時間人といたいようで?
記憶喪失で、思いやりとかが好きで
人の善意が好きで
人に頼られるのが好きで
なんかいろんな知識があり
行動力があり
めんどくさがりとマメさが混在
愛情とか友情の表現が拙い
なんか、不思議な生き物だな、と云う感じ。
頑固で、でも記憶喪失気味なので、
普通の人類以上に記憶にリセットが入るので、
近くにいる人しだいで、新しい価値観を吸収し易くもある。
そして気にしいであり、気つかいであり、繊細だが、それが言動行動では現れては来ず!笑
気つかいなのに我慢はでき兼ねる!みたいな。
相反する性質が混在する、木こりみたいなガタイのビビりな所もある生き物である。
考え方が極端で、全部●●とか絶対こうだ!とか言っちゃう。
言うから言った通りそう思ってるのかな、と思いきや、聞いてみると100%そう思っては無い、とか言う。
なんそれwww
言動が極端でかつ分かりにくいw
世話好きで、優しいけど、人に優しいと思われてるかは不明だ、伝わってなさそうw
やっぱり変な生き物だな!!笑
そんな夫氏が、うちのためにと思って、教育プログラムを受けた。
強烈な申し訳ない、があるそうだ。
それは私もあった。
なんでこんなストレス溜めちゃうんだろうな、と。
私が私でなければ、上手くいくのではないか、と。
何か変化すれば進化すれば、上手くいくのか?と。
ただ、もう失敗に恐怖している私は、
おはようございます。
行って来ます。
ただいまですー。
ありがとうございます。
おやすみなさい。
この5つのワードでなんとか4年を乗り切っていた。
どう変化したらどう思考できたら、3者苦しむという事に変化を作れるのかな、と。
でも、もう、怖い、が勝っていて、変化は作れなかった。
そして、毎日繰り返し
全く上手くいってない義母との失敗エピソードを、洗濯を干している時、歯を磨いている時、食器を洗っている時に、脳内で上映会が自動で始まるのだ。
脳内で、最も一緒に過ごしている人は関係が1番上手くいってない義母だ。
恋してるんじゃ!?
くらいに、脳内で一緒にいる。
止まらない過去の映像の再生。
そして、再生しながら探すのだ、自分が正しい理由を、
相手が間違ってる理由を、証拠集めを脳内で繰り返す。
でも、結論は見てる世界の解釈が違ったのだ、という話だった。
同じ場所にいて、求めてる事が違うのに義母の求めてるものにハマろうハマろうとした。
義母の正解なのだから自分が分かるはずもない。
見てるものが違う。
育って来た環境、過去の経験、思い込み、大事なことや嫌いな事が違う。
義母は義母を、自分は自分を大切にすれば良かった。
どちらかが正しい、正しくないと言う二元論ではなく、どっちも存在している、それだけだった。
私の場合、それが分かったから、
少なくとも今後自分が義母に何かを求める頻度や度合いはかなり減らす事が可能になったと思う。
そして、1番重要なのは
そもそも、なんでそんな事を強く求めたり、相手の求めている自分になろうとしたのか、と言う事だった。
プログラムの中で親への完了を作る、という時間が
それに気づかせるきっかけになった。
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親への完了
完了というのは、うーん、
なんていうんだろう、腹の底からの納得、みたいなもので
人間関係のコミニケーションで
行き違いやらモヤモヤやら勘違いやらが起きた時
会話しあって、ああ!そういう事だったのね!って
スッキリして後腐れが皆無の状態の事だと思って欲しい。
親への完了を作る、つまり、親に伝えたい事、言えない事が丸で無し、親離れをします、という状態になるという事。
手放しの感謝を言える状態を作る、みたいな事だったと思う。
これが、グゥへぇええええ、と声が出そうなくらい
やれる気がしなかった。
実母へ向けて、完了を作るために何が詰まってるのか、自分に問いかけていく。
でも、これが難航した。
全然完了が作れる気がしない。
完了を作ったら、最後電話をするのだ。
ぐ、ぐへぇ、、
もう、もう、これは自分には無理で、
Wさんに手伝ってもらいたい、と声をかけたら、今ちょっとWさんが入るのは厳しいから私が付き合うよ、と
問いかけの手伝いをかって出てくれたのが
キリリとした短髪で、
パンツススーツ姿のクールビューティーな女性スタッフだった。
エキゾチックアジアンビューティ。
ちょびっと強面な感じで、
ドキドキしながら話していく。
過去こういう事があって、ああいう事があって、
淡々と問いかけを手伝ってくれた。
詰まると急がないでじっくり待ってくれて。
最後、なんて聞かれたんだろう
何かを問いかけられて、
そして、
ハ!っとわかった。
突然、本当に突然。
何故こんなにありがとうが言えないか、
それは、好きだったからだ。
母が好きで大好きなので、
否定される事が耐えられなかった。
悲しすぎたので許さぬ、という選択をしたからだった。
ぶえーーーーとみっともなく泣いて、
やっとわかっだーーーー
わーーーーん!と泣いた。
目の前のクールビューティーも泣いている。
その勢いで、完了の電話をした。
結婚式の時にも、親へ感謝を
手紙を
当日朝方まで書けずに
苦肉の策で、家族へ、という手紙にした。
ありがとうが言えたぞ。
やっと。
ながい、長かったー。
36年かかった。
以降、変化した事は
実家にいてイライラする事は9割なくなった。
ありがとうも、好きだも言える。
これで良かった、この親で良かった。
この経験で良かった。
これが、私のトラウマの解消。
それと同時に、これは義母にも同じだと分かった。
実の親への完了をやり切ったら、義母のことも何故こんなに執着しているのか分かった。
義母が好きなんだな、と。
大事な人の大事な人には好かれたかったな、と。
否定してくるなら、私も受け入れない。
私が正しいはずだしね、と。
それをやり続けたわけだ。
これを伝える…?
いやぁ、しんどい、しんどすぎる。
Wさんに報告しに行った。
分かりました!
義母問題の原因が判明しました!と。
そうしたら、お義母さんに話してみたら?と言われ、ぐぅぅぅふうううぅ、となった。
話したら、変化が生まれるかもしれないよ、と。
プログラム中、この連続なのですよ。
受け入れ難しを、
私とは違う視点で世界を捉えてる先人の言った事を、ぐっふぅ、と唸りながらやってみる。
その繰り返し。
Wさんが言うなら、やってみますぅぅう…
そんな感じで後日、義母に愛の告白をしたわ。
その結果、変化した事。
その後、過去の脳内再生は95%されなくなった。
今に至ると0に近い。
家では前と同じ事が繰り広げられる。
私の世界と義母の世界は交錯している。
でも解釈が違うので相入れない。笑
義母はいまだに私の理解を超えた存在である。
報告連絡相談が嫌いだそうなので、
そのどれもほとんど為されない。笑
理由も聞いた。育ち方だった。
精神は不安定な方だと思う。
我慢のし過ぎだ、息を吸うかの様に我慢をしたため
限界突破してしまいメンタルが崩れたのだ。
買い物依存もそのままだ。
自分は犠牲者だ、という思いも抜けはしていないと思う。
時々発狂する事もある。
笑顔はあんまり無いかもしれない。
そんなに大変ならやらなければ良いのにな、と思うけど、やっている。
でも、彼女が少しでも楽しく、この人生で良かったな、と思って生きて欲しいと
我ら夫婦は思っているし、
いつも頑張ってる愛すべき人である。
好きな事片っ端からやって生きてほしいんだがな、と思ってるし伝わってるのかは不明だが、伝えている。
私としては、義母が義母らしく義母っていても
その行動にツッコミを入れられる様になりつつある。
自分と違う生き物で、面白すぎるなwと思える様になってきた。
私がプログラムを受けた時点で、これまで起こった事はザックリとだが、これで最良と分かった。
30年解決方法がない事に対しても解決可能になった。
なので、夫が受けたことと、そこからの変化は、もう棚ぼただった。
夫婦で共通言語が出来た。
自分の今の思考の状態が言語化できる。
これは画期的だった。
あと、その人にはその人の見ている世界があって
同じ場所にいても見え方が違っているということ
自分はこう思うけど、君はそう思うんだね
それに正解不正解は無いね、
と言う会話が可能になった。
いやいや、それ、当たり前なんだけど!
と思うかも知れないけど、
人間呆れるほど、目の前の人は自分と同意見だろうと思っているし、意見の差があると自己否定されてると誤認する。
自分の言動や行動を、自分と同一視しているからだ。
これが出来るようになりつつあるのは、同じ場所にいて、解釈が、全く違っているのだ、という事を、しっかり腹落ちするのに時間を使って過去を見つめたからだと思う。
もちろん全てのシーンで出来るわけではない。
今回集中してターゲットを絞って訓練を積んだから、そのターゲットには使えるけど、
相手が変わった瞬間、たやすく人のせいにする。
相手が悪い!自分は正しい!にまみれることはある。
でも、まみれてる側から、もう1人の自分が、あ、今まみれてるね?と分かる様になってしまった。
そう、なってしまった。
自分で自分の状態が自分にも夫相手だとバレちゃう。笑
認識できてしまう。
だから、いっとき感情的になったとしても、冷静になると、
あれは●●の状態だったごめん、とか
▲▲に陥ってた、という感じで
●●や▲▲という思考の状態だったわ、と
共通言語を使って会話をするので、解決がしやすくなっていった。
いや、いや、だがしかし!
それで全てはクリアされる訳ではなく
課題はやまもり、もりもりである。
つづく。
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