マガジンのカバー画像

音楽の釈義

6
ソウルミュージックにハマってから私はブラックミュージック独特の「うねるグルーヴ」に夢中になり、ソウルを始点として音楽の探求(ディグ)を続けている。『音楽の釈義』では、そんな探求…
運営しているクリエイター

#ブラックミュージック

音楽の釈義 #5 Pino Palladinoの目盛り

音楽の釈義 #5 Pino Palladinoの目盛り

#5 Pino Palladinoの目盛り

 『音楽の釈義』第五回はウェールズ出身のベーシスト、Pino Palladino。(画像右:Pino Palladino、左:Blake Mills)

▼奇抜な目盛り
 "Chicken Grease"を聞いてみよう。クロック信号としてのハイハットを基準に弱拍にクラップ、弱拍の後に小刻みのキックが置かれる。Gt.は簡単なフレーズを繰り返すことでD'A

もっとみる