なぜ中古計測器、中古測定器のマーケットプレイス「Ekuipp」を始めたのか?5.「Ekuipp(エクイップ)とは(2)?」

みなさん、こんにちは!Ekuipp(エクイップ)株式会社です。

6回にわたるシリーズでお伝えする、「なぜ中古計測器、中古測定器のマーケットプレイス「Ekuipp」を始めたのか?」。第5回は「Ekuipp(エクイップ)とは?(2)」です。

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今後の事業展開

——— 今後の事業展開について教えてください。

現在、国内を中心として事業を展開していますが、やはり中古車と同じように、日本の計測器・測定器は海外からの需要が高いことは知っていて、今後、国内で認知度を上げると共に、中国、東南アジア、アフリカ、南米といわゆる計測器・測定器のニーズのある国々にも事業を広げていきたいと考えています。


そして、現在は取扱を計測器・測定器だけに絞っていますが、将来的には計測器・測定器だけでなく、製造業に関わる全ての製品の取扱をしていきたいと考えています。「リユースであれば、Ekuipp」となるように、例えば「商品名とリユース」と検索をした時に、「Ekuipp」が出てくるような企業となりたいです。製造業の方がまず、何かを購入しようと思った時に、まず、最初に訪れるサイトとなるように、計測器・測定器だけでなく、製造業に関わるもの全ての製品の展開を考えております。


事業提携会社

——— 事業提携されている会社について教えてください。

1社目は、埼玉県東松山にある家電リユース大手の株式会社浜屋です。彼らが提携している国内回収事業者は約1万社となり、その事業者と提携できると、より多くの製造業の企業の遊休資産を掘り起こしていけると考えています。彼らが各地域で訪問をして行く中で、「Ekuipp」の認知度を広げてもらえれば、私たちのサービスも盛り上がると思っています。また、先ほども申し上げましたように、私たちは海外展開を考えています。浜屋は海外でのリユースの知見があり、多くの知識を持っているので、私たちが海外展開する際もうまく協業できると考えています。


2社目は、C2Cというシステム開発会社です。マーケットプレイスのマッチングサイトには色々なものがあると思いますが、例えば、ネイルをして欲しいユーザーとネイルサロンを経営している会社をマッチングさせるようなものがあります。会社を立ち上げた時に、このようなwebサービスを開発する人間が、内部にいなかったので、現在はこのC2Cにお願いをして、サービスサイトを開発していただいております。


3社目が城南信用金庫です。現在、日本はそんなに景気がよくなく、むしろ不景気だと思っています。一方、地域活性化は非常に大事なテーマであって、この城南信用金庫の城南エリアには、たくさん製造業の企業がいらっしゃいます。その中で協力して、認知度を広げていただければ、私たちが訪問するよりも、城南信用金庫と繋がりのあるお客様に対して「Ekuipp」を紹介していただくことで、私たちのサービスが非常に盛り上がると思います。

 4社目が、リサイクル業者の東港金属の関連会社であるトライシクルとの業務提携です。トライシクルは、オフィス関連の家具をメインとして、マッチングサイトでリサイクルを行っております。計測器・測定器は簡単なものではなく、専門的な知識が必要となり、一度見ただけではよく分からず、例えば、100万円の以上のものが捨てられていることもあります。トライシクルが、多くの顧客企業を訪問する中で、やはり計測器・測定器が出てくることがあり、そのような時に、「Ekuipp」に出品していただくという形で、トライシクルと提携をさせていただいております。

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Ekuipp台帳について

——— 「Ekuipp台帳」について教えてください。

「Ekuipp台帳」は、クラウド上で計測器・測定器を管理できる資産管理ソフトになります。大企業では当たり前かもしれませんが、中小企業では資産管理をオンラインで行っている企業は多くありません。多くの会社における管理の方法は、エクセルや紙での管理となります。例えば、あの人であれば、この計測器・測定器の場所が分かるというように、アナログで管理している場合が多く、そうすると資産管理が非常に難しくなります。


しかし、私たちの「Ekuipp台帳」を利用すると、担当者や担当部署、保管場所、購入時期、校正有無などが一元的に把握できます。そして、そのような機能が全て無料で使えるので、資金に余裕のない企業にも非常にメリットがあると思います。「Ekuipp台帳」では遊休資産の見える化が可能となり、管理情報が会社内で共有されていくと、この計測器は全然使ってない、もう不要であるなどの判断をすることができます。またそのような際に、商品をクリックするだけで簡単に「Ekuipp」に出品できる機能も付いています。多くの機能を無料で利用できるため、製造業の企業に「Ekuipp台帳」を便利にご利用いただけると思っています。


そして将来的には、経理の方々向けに、例えばマネーフォワードやfreeeといった会計ツール・サービスと連携して、すぐに保有している計測器・測定器の価額を把握できるようにしていきたいと考えております。

Ekuipp株式会社は、産業機械のマーケットプレイス「Ekuipp(エクイップ)」URL: https://ekuipp.com/、中古工作機械買取サイト「機械買取センター」URL: https://kikaikaitori-center.com/を運営しております。

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