なぜ中古計測器、中古測定器のマーケットプレイス「Ekuipp」を始めたのか?3.「中古市場はなぜ存在しなかったの?」

みなさん、こんにちは!Ekuipp(エクイップ)株式会社です。

6回にわたるシリーズでお伝えする、「なぜ中古計測器、中古測定器のマーケットプレイス「Ekuipp」を始めたのか?」。第3回は「中古市場はなぜ存在しなかったの?」です。

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レンタル・リースと販売価格の違い

——— レンタル・リースと販売では、どちらの価格が高いでしょうか。

レンタル・リースですと、比較的新しいものを短期間で利用することになりますので、期間にもよりますが、長期的に利用する場合は、私たちの中古の計測器・測定器の方が非常に安くなります。しかし、例えば、1か月のみという短期的な場合でしたら、商品によりますが、レンタル・リース会社のほうが安い場合もあります。


中古市場が存在しなかった理由

——— なぜ今まで中古市場がなかったのでしょうか。

他の業界にも当てはまるかと思うのですが、元々、物は最終的に廃棄するというのが、一般的でした。特に廃棄が顕著だったのはやはり高度経済成長期以降でそのときは大量生産、大量消費の時代。日本人は経済的に裕福だったのでリユースをする必要がありませんでした。しかし、バブル崩壊後経済も低迷し、世の中の流れとして、全て捨ててしまうのはもったいないと人々が気付き始めて、リユースという考え方が出てきました。


少し脱線しますが、江戸時代の日本は他国とあまり交流がなく、また資源も豊富ではなかったため、循環型社会が確立されていたようです。やはり物がいつでも自由に気軽に手に入るとリユースはあまり考えなくなるかもしれません。


いずれにせよ現段階でもリユースという概念は個人には浸透している世の中になっていて、メルカリさんの台頭がそれを象徴しているかと思います。


 そして、私たちはその流れが法人にも来ていると考えています。特に、製造業において、何でも捨ててしまうのはもったいないという流れに差し掛かってきている時期であると思っています。昨今、シェアリングエコノミーやSDGsという言葉が出てきて、多くの企業でそのような言葉に意義を感じ始めています。なので、まさにこれからリユース・中古市場が活況となってくると思います。

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Ekuipp株式会社は、産業機械のマーケットプレイス「Ekuipp(エクイップ)」URL: https://ekuipp.com/、中古工作機械買取サイト「機械買取センター」URL: https://kikaikaitori-center.com/を運営しております。

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