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自分の男女観に対する業が深すぎてnoteが書けないというnote

こんな記事を書くつもりはなかったんです。

でも、自己紹介の一環として、「『女』というものがわからない」というニュアンスの記事を書きたいと思って書き出してから、そろそろ一か月近くが経とうとしているんです。

結構自分のアイデンティティとしては大事な部分の話なので、早めに書いて出すつもりだったのに全くまとまりません。


何でかって?

考えれば考えるほど、自分の感情に向き合えば向き合うほど、
自分が一体何に悩んでいるのか、自分は結局何者なのか、どう生きていけばいいのかわからなくなるんです。

バラバラに思いが浮かぶ言葉は無数にあれど、それをまとめ上げて、「私はこういう者です」と言えるまでに自分のことを自分でも理解できていないのです。


私の「男女」や「恋愛」への価値観を羅列していくと、

・中高女子校で育ったからか、「男」と「女」という概念がよくわからない
(自分は女だと思ってはいるけど男が未知の生物すぎて色々理解できない)
・性的な目を向けられたり、性的な行為をすると、自分が女だということに気持ち悪くなる
・人と付き合うと「彼女」を演じ始める自分も気持ち悪い
・そもそも恋愛感情がわからなくて人から向けられる恋愛感情も怖い
・性欲はあるけど行為は好きじゃないし恋愛感情にも結びつかない
・パートナー関係と体の関係が結びつかない

などなど、これらが一部に過ぎないくらい本当にたくさん出てきます。

なかなか拗らせております。


どの言葉をとっても私が抱える「男女」というものへの感情をちゃんと表現することができていないからこそ、ああでもないこうでもないと言い換えたりや説明したいエピソードや付け加えたいことが増えていって、いつの間にかわからないことと恐怖ばかりが広がって収拾がつかなくなるのです。

でも、こうやって並べると、"気持ち悪い"とか"怖い"とか"わからない"ばかりなのがよくわかります。

私はただ「男と女」や「恋愛」といった、触れたばかりの未知の概念に対してどう接するべきかがまだわからずにいるだけなのかもしれませんね。


22歳が何をいまさら未知とか言ってんだって話ですけれど、
中高6年間の思春期を女子だけしかいない、性別を超越した世界でしか生きていなかった私にとっては、
自分の世界の中に家族以外の「男」という存在が現れたのも、
「性的関係」や「パートナー関係」という関係性が現れたのも、
たった4年前なんです。
(※小学校は地元の共学だったけれどノーカンだと思っている)

だから私はまだ「女」をやり始めて5年目なんですよ。
言ってしまえばまだ幼稚園児です。
やっと周りの世界が少し見えてきたぞってくらいの時期です。
そりゃわからんわ、って話ですよ。

こんな言葉で甘えるべきではないかとも思いますが、
どうしようもなく拗れて収拾のつかないこの状態を受け入れるにはそう思うしかありません。


こうひたすら拗らせた思考をしていると、私ってマイノリティなんだろうか?と思うこともあり、色々調べたこともあります。

セクシュアリティの分類でいうなら、
性自認は女のつもりでいるけど、どちらかというと男女の枠にとらわれないXジェンダー(無性)的な考え方で生きているし、
恋愛感情がないのはアセクシャル?でも性欲自体はあるからアロマンティックなのか?
でも結局どれも自信もってこれだといえるほどではないから、クエスチョニングクィアの方が当てはまるのか?

などなど、色々考えつつも、結局私を表している言葉はいまいち見つからず、なんだか自分をどこかの枠に入れようとするのも違和感があるので、
結局「自分のセクシュアリティはこうです」とは言わないことにしました


これはある意味、これから先も、自分を表せる言葉を自分自身で探し続けるということです。

たぶんこれはなかなか険しい道のりになるのだと思います。

でも、心のどこかでこうじゃないんだ!って叫び続けている自分がいるので、自分で自分をわかってあげられるようになるまでゆっくり自分の話を聞いてやろうと思います。

答えが見つかるのはかなり先のことになるかも、というよりもしかしたらずっと探し続けるのかもしれませんが、
幼稚園児の私が「私」として答えを出して大人に成長していくまで、
こうして何かわかったことや思うことがあれば逐一皆様にご報告しつつ、自分の成長を見守っていきたいと思う所存であります。

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