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好きだったものの法則性~古文はパズルだった~

前回、私にとって作家研究という課題は鴎外の人生という名のパズルを解いていく作業のようであり、
鴎外の人生のストーリーへの興味と感動に突き動かされたと書きました。

このパズルとストーリーという軸は結構今まで好きだったものにも当てはまるのでは?と思ったら、
やっぱり大体当てはまるんじゃないかという結論に至りました。


幼少期:ジグソーパズル

まず、「パズル」と言えば、私は小さい頃からジグソーパズルが大好きでした。

誕生日プレゼントや旅行のお土産なんかでよく買ってもらっていたくらいには大好きで、時間を忘れて何時間も没頭できるくらい。

自分で試行錯誤しながらより速くこのパズルを完成させるにはどうしたらいいか考えては、何度もやっていましたね。

最近のコロナの自粛期間でも、実際ジグソーパズルが流行っていたようですが、私も久しぶりに何個かやりましたが、やっぱり楽しかった~

他にも、数独とか、論理パズル的なクイズなんかも大好きでしたね。


好きだった教科:地理・地学・古文

勉強面では、基本的には昔からオールラウンダーで、特別得意という教科もなければ、特別不得意な教科もないという優等生タイプ。

そんな私でしたが、一応好きな科目はありました。

地理・地学・古文です。

まずは地理。間違いなく一番好きでした。

自転・公転・地殻運動といった地球の動き
それによって生まれた各地の地形や気候
そこに息づいた動物や植物
その環境に根付いた人間が生んだ文化や産業

などなど、地球の動きから自分の今いる世界までが一つにつながっていることを感じ、心が躍りました。

地学が好きだったのもその中の一つなわけですね。
(本当は先生の授業が好きだったというのも結構大きいんですが。)


古文はパズルだった

じゃあ古文は?

実は、さっきまで特別不得意な科目もなかったといっていた私ですが、あえて言うなら一番苦手なのは国語(現国)でした。

理由は、本を読みなれてないので文章を読むのがそんなに好きじゃないし、「どうしてこう書いた/言ったか」というような、本当にそこに答えはあるのか?と疑問を持たざるを得ないような問いが苦手で、点数も安定しないから。

でもなぜか古文は好きでした

自分でも何故古文が好きなのか正直とても謎だったんですが、ようやくわかりました。

私にとっての古文はパズルだったんです。

基本国語は不真面目だった私ですが、たまたま古典文法の単元はめちゃめちゃしっかり勉強していたんです。

そうすると、その次に古文の文章を読んだとき、一つ一つ品詞分解してそれぞれのつながりと役割を把握できれば大体は自力で文章が訳せたんです。

すごい!わかる!わかるぞ~!

って感じです。

勿論、繋がらないところやわからないところも出てきますが、
そこはもはや文法というピースをはめた後の穴埋めパズルなんです。

単語の意味・文脈・時代背景等を踏まえて、
これは一体どんな人が、どんなことをする話なのか、

そんなことを考え、ストーリーを導き出す作業です。

時代背景を知り、そのストーリーをかみしめると、昔の人の日常や考え方まで伝わってくるのもまた大好きでした。


私が好きだった学びとは

単純に好きだったものというともう少し色々ありますが、学びに関しては、
こんな感じで、結構パズルとストーリーでできていました

「パズル」に関しては論理やロジックと言ってもいいかもしれません。

公式というパーツを使って論理的に答えを導くという意味では、数学や物理といった理系科目も当てはまりそうですが、
実際のところはそこまで好きではありませんでした。
(決して嫌いではないし苦手でもないですが)

おそらく、単純な作業としてロジックを解いていくのも嫌いじゃないけれど、
解いた先に誰かや何かの生きてきたストーリーが浮かびあがるのが一番好きだったんだと思います。


論理性×ストーリー

これが私の最も好きな学びの法則なのではないかと思えました。

最後まで読んでいただけただけでも嬉しい限りです! 本当にありがとうございます!! もしも気が向いたらサポートしてやってください。 頂いたお金は、私が思い描く面白い未来をつくるため(訳:今後の活動のため)に使わせていただきます!