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誰よりも”恐怖”の原体験が強いからこそ、優しい世界を創造できる可能性に溢れている!というお話。

誰しも経験がある自分の中に芽生える”恐怖”について書いていきたいと思います٩( ''ω'' )و

挑戦するとき、どこからともなく聞こえる心の声…

「失敗したらどうする?」
「お前にできるはずない」
「傷ついたらどうしよう」

リスクを考えてどうしても一歩が踏み出せない…過去の経験から今回も失敗したら怖いと思って決心が揺らいでしまう…

これはどれだけ”強い”と言われる人間でも必ず持っている感情です。

ではなぜ”恐怖”を感じるのか。

心の中にこんな感情はありませんか?
「子供の頃はなんでも無邪気に挑戦できたのに…」

思い返してみれば子供の頃は何もかもが初体験で溢れてました。
そんな経験というデータを蓄積させる、そこから得られる沢山の情報を乾いたスポンジのように吸収していっていた事と思います。

この時期に経験した内容が、今後の生活のガイドラインになったり、更なる進化へ導くキッカケとなります。

そんな子供の頃に思い描いていた夢は自由度も溢れています。

「宇宙飛行士になりたい!」
「歌が好きだから歌手になる!」
「獣医さんになって沢山の動物を救いたい!」
「警察官になって皆を護れるようになる!」

目で見たもの、手で触れたもの、耳で聞いたもの、あらゆる自分を組み立てていく原体験から、なりたい自分像を無邪気に考えては、絵に描いたり、創作したり。

ワクワクやドキドキは何にも代えがたい好奇心や成長意欲に変わっていたと思います(=゚ω゚)ノ

同時に、この過程で感じた”恐怖”が皆様を護る防衛本能の基準になってくるんですね!

しかし、ここで受けたダメージが皆様の歩みを止める原因にもなるんです…。

子供の頃に真っ先にこれらを経験できるのは身近なコミュニティである
”家庭環境”です。

”アダルトチルドレン”という言葉が浸透して間もないですが、このアダルトチルドレンとは、親が過保護だったり、逆に、無関心だったりして、親による適切なサポートを受けられなかった家庭環境で育った子どもが、大人になっても心の傷を抱えたままでいることを言います。

今の悩みがこの当時の経験が根底にある場合が多いことは、意外と気付かれていません( ゚Д゚)

自己評価が低く、周囲からの評価に左右されて極端に不安になりやすくなる…こんな感情を整理できず、自分だけがおかしいのでは?と思ったりしてしまうのですね(T_T)/

このように、幼年期の家庭環境の影響で色々なダメージを受けて育ち、大人になった今でも、心の傷を抱えている人が非常に多いのです…。

そしてこの整理がつかない感情”恐怖”を抱く方が多いのです。

いま発生してる悩みをいくら解決してもなぜか繰り返されてしまうのは、この幼年期の家庭環境の出来事が引き金となり、身体が拒絶している反応が整理できない状態で目の前の問題を解決しているので、それでは一時的な処置にすぎません。

「乗り越えたつもりでいたのに、また同じような事で悩んでる…」

そんな自分を否定するかのように本心を隠し、周りに溶け込もうと必死で偽りの自分を造ってその場をやり過ごしている方は多いです。

・いつも異常なまでに明るい
・常にハイテンションでいる
・ポジティブ思考で悩みなし

このように自分の感情とは真反対な擬態は、徐々に精神をむしばみどれが本当の自分か解らなくなるまでに消耗していきます(+_+)

・自分の事が好きになれない
・生きている意味が解らない
・なにも考える事ができない

この症状は能力の低さや、目の前の仕事や人間関係が起こしたものではなく、過去から刻み込まれた”恐怖”に対して間違えた対処療法で悪化してしまった結果です。

結果、薬でも対処療法でも抑える事が困難となり、寄り添ってくれていた人や施設からも隔離されて見放された気持ちになっていく…そうしてすべてから解放されたいという気持ちから”セルフネグレクト”はひき起されるのだと私は考えます。

※セルフネグレクトとは?
「成人が通常の生活を維持するために必要な行為を行う意欲・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうこと。」(デジタル大辞林より引用)

過去の自分を迎え入れる事で初めて拓かれる”いま”があると私は思っています。この考え方には賛否両論ありますが、これは私の原体験からそう感じている事なので、どちらが正しいかは目の前の相談者の状態によって決めて判断しています。

基本的な私が相談に乗る時のスタイルは

現在→過去→未来

の順番で悩みの本質を迎え入れる事で、バラバラになっていた自分の心と身体を整える事で解決に導いていきます。

いきなり過去からいかない理由は、現在の状況を理解してなければ過去の悩みの本質を見落とすリスクがあるからです。

そして現在の悩み解決から未来の話をしないのはこれまで書いてきた通り、表面的な解決にしかならないと感じているからです。

その場の痛みや苦しみを緩和する事はそんなに難しい事ではないと思っています。大切なのは、せっかく見えた光明の先でも同じ苦しみで絶望感や失望感を感じなく(繰り返さない)する事だと思います。

ただ残念なことに、現在の悩み解決の多くは原体験を引き合いに未来へ叩き上げるという荒いやり方が散見してます。
※不安を煽り行動に移させるという意味

そしてそれが企業の金儲けの材料にされている事に大きな怒りと歪みを感じるのです。

私は、目先の利益よりも立ち直るキッカケを一緒に見つけた方が、将来心身共に元気になり、その先でビジネスパートナーとして出会える日をいつも楽しみにしています(=゚ω゚)ノ

そんな環境で生まれるサービスはきっと、更に多くの方を救える大きな希望になれると思っています。

どうか一人で悩まず、どんな事でもいいのでまずは話してみて下さい(=゚ω゚)ノ悩みに大きいも小さいもありませんよ( *´艸`)

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