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ゆるミニマリスト|客観視を持つと思考が片付くはなし

こんにちは。整理収納アドバイザーでゆるミニマリストのいーこです。
今回は、客観視についてお話ししようと思います。
最後に私が実際にやって効果のあった客観視を持つためのトレーニングも紹介します!



① なぜ客観視を持つと思考が片付くのか

客観視を持つことは、思考を整理し、クリアにするために非常に重要です。私たちの日常生活では、さまざまな情報や感情に圧倒されやすく、それが原因で頭の中が散らかってしまうことがあります。しかし、客観視を持つことで、感情や衝動にとらわれず、冷静に物事を見ることができるようになります。結果として、思考が片付き、スッキリとした状態で意思決定を行うことが可能になります。

①-1 自分が今何をしようとしているのかに気付けるようになる

客観視を持つと、自分が今何をしているのか、何を目指しているのかを明確に認識できるようになります。たとえば、目の前にやるべきタスクが多すぎると、それだけで焦りや混乱が生じがちです。しかし、自分を客観的に見ることで、「このタスクが最優先だ」と判断できるため、頭の中が整理されて効率的に行動できます。

それによる効果
優先順位が明確になることで、無駄な作業を減らし、ストレスが軽減されます。また、ゴールに向かって進むべき具体的な道筋が見えてくるため、行動力が向上します。

①-2 口癖や考え方の偏りに気づくようになる

私たちは日常的に無意識のうちに特定の言葉や考え方を繰り返すことがあります。たとえば、「どうせ無理だ」といったネガティブな口癖や、他人を批判する思考にとらわれることがあります。客観視を持つことで、こうした無意識のパターンに気づき、改善することができます。

それによる効果
自分の考え方や口癖に気づくことで、意識的にポジティブな言葉や思考を選べるようになります。これにより、感情が安定し、他者とのコミュニケーションも円滑になります。思考のバランスが取れ、自分の価値観や行動をより適切に調整できるようになるでしょう。

①-3 衝動買いをしようとする自分に気づく

客観視は、衝動的な行動にも効果を発揮します。特に衝動買いは、欲しいという感情に流されてしまうことで発生します。しかし、客観視を持つことで、「今本当に必要なのか?」と冷静に自分に問いかけることができ、無駄な買い物を防ぐことができます。

それによる効果
無駄遣いを減らし、必要なものだけにお金を使うことで、経済的な余裕が生まれます。また、物の量を減らすことで、家の中がスッキリし、精神的にも落ち着いた生活が送れるようになります。これは、ゆるミニマリストとしての私の基本的な考えにも通じています。

② 快不快を知ることができる

客観視を持つことで、自分が感じる「快」や「不快」に敏感になります。これは非常に重要なポイントで、快不快を知ることで、どんな行動が自分にとって本当に意味があるのかを判断できるようになります。

②-1 感情と行動の整合性が取れる

客観的に自分を見ることで、自分の感情と行動が一致しているかを確認できます。不快な行動を続けていると、ストレスがたまり、無意識のうちに精神的な疲れが生じます。しかし、快と不快を認識し、適切な選択をすることで、生活の質が向上します。

②-2 優先すべきことが明確になる

快不快を判断材料にすることで、自分にとって本当に大事なことが何かを見極められるようになります。不快な作業にばかり時間を使うのではなく、快を感じる活動に時間を割くことで、生活にメリハリがつき、充実感を得やすくなります。

②-3 他者との関係が改善される

快不快を理解することで、他者との関係も改善されます。自分が快を感じる行動や言葉を選ぶことで、周囲とのコミュニケーションが円滑になり、ストレスの少ない人間関係を築くことができます。

③ 客観視を持つ方法

では、どうすれば客観視を持てるのでしょうか?日常生活の中で簡単に取り入れられる方法をいくつか紹介します。

③-1 マインドフルネス

マインドフルネスは、現在の瞬間に意識を集中させることで、客観的に自分を観察する力を鍛える方法です。たとえば、料理をしている最中に自分の動作を実況中継することで、今自分が何をしているのかに気づけるようになります。これにより、他のことに気を取られず、集中力が高まり、心が落ち着きます。

③-2 口角を上げる

イライラしていると、視野が狭くなりがちです。しかし、口角を上げることを意識するだけで、脳が「今は嬉しい気持ちなんだ」と錯覚を起こし、冷静さを取り戻すことができます。この小さな行動が、気持ちに余裕をもたらし、客観的な視点を持つ助けとなります。

③-3 トリガーを決める

客観視を習慣化するために、日常の中でトリガーを決めることが有効です。たとえば、「朝の通勤中にマインドフルネスを行う」や、「イラッとしたときに口角を上げる」など、具体的な行動を決めておくことで、自然と客観視を持つ習慣が身につきます。

まとめ

客観視を持つことは、思考を整理し、快適な生活を送るために欠かせないスキルです。日々の生活の中で意識的に取り入れることで、頭の中だけでなく、物理的な空間も整理され、ゆるミニマリストとしてのライフスタイルに磨きをかけることができます。

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