003 存在意義と行動
ブランドについて考えます。
パーパス、ミッション、ビジョン、バリューなどなど。これらの言葉は使っているだけで“わかってる”感を実感してしまうから、おそろしい。
もっと平たく考えるのはどうでしょう?
ブランドは「存在意義と行動」でつくられる、と考えています。
パーパス的な何かは「存在意義」。
アクション的な何かは「行動」。
そう思っています。
なぜそのブランドがこの世に存在しているのか?という根源的な理由、つまり根源的な価値があって、それが「存在意義」になります。
その存在意義を証明するために「行動」が必要だ、という理解です。
商品、サービス、パブリック・リレーション活動など、存在意義を証明して仲間を紡いでいく、すべての取り組みが「行動」といえるでしょう。
ちなみに、パブリック・リレーションズとは、存在意義をベースにした行動という営みを取り巻く、生活者・地域住民・株主&投資家・行政機関・求職者・従業員&パートナー・メディアなどとの良好な関係を構築することだと定義しています。
とてもシンプルな構造。
私たちの場合は「ご機嫌な経済圏をつくる」が存在意義。それを磨くために「企画する」という行動をつづけます。
世界は、じつにシンプルです。