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本のある生活_2024年4月

ひと月ほど前、英語速読の体験レッスンを受講したことをきっかけに、英語速読のオンラインレッスンを受講し始めた。精神的な豊かさを育む読書という言う行為は、文章を味わう必要があるのに、スピードを求める読み方をするなんてもってのほか、などと思っていたのに、受講することにした。

理由は二つ。

ひとつ目の理由は、非正規雇用の身分の為TOIECのスコアを上げて履歴書を飾りたいのに速読力が足りなくてスコアが伸び悩んでいるのを何とかしたかったから。もう一つの理由は、速読するのには視野を広げるために眼球のトレーニングと、論理的思考で理解する左脳での理解ではなく、感覚的に理解する右脳での理解で読書するトレーニングが必要、という科学的なアプローチに興味を覚えたから。

かねてから、私は読書をするとき右脳で理解しているという感覚はあった。ところが右脳理解の読書方法に加えて、視野を広げるというトレーニングが速読には必要だという。そのトレーニングとは、眼球を取り巻く筋肉を動かすトレーニング。ひどい近視に老眼が加わり始めた私の視力が「良くなるかもしれない」などとという、よこしまな期待ももって受講する決心をした。

まだ片手で数える程度しかレッスンを受けていない。効果を体感するのはまだ先になるだろうけど、読書とは比ゆ的な意味で視野を広げてくれる行為だと思っていたのに、物理的に視野を広げて物理的に読書量を増やすことで、これまでとは違った楽しみ方ができるのかもしれない、と考えを改めた。

新しい読書スタイルが、読書の理解を深める一助になるだけでなく、TOIECのスコアアップと、視力回復の下心もかなえてくれるだろうか。ともあれ、どんな読書スタイルであっても、読書は楽しくなければ読書じゃないですよね。


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