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#2「デベ業界の稼ぎ方①住宅」

顔のない主人の感情は見えないことが多い。だからこそ想像したいのだと言うエミリコ。
引用元https://alu.jp/series/シャドーハウス/crop/OAga4dTGGDOZPmLDAj9N





就活中、あらゆる場面で笑顔が要求されます。就活末期になると作り笑顔の猛者であふれます。就活生しかいない時でもみんな笑顔。相手の感情が読めなくて、人間不信に陥ったの思い出しました。。そんな経験1度はあったはず……

おはようございます!ekisobaです。本日は就活について記事にしたいと思います。お題は「デベロッパー業界を稼ぎ方」です。誰かの参考になれば幸いです。

はじめに「情報の収集で満足していない?」

足で情報を稼ぐ時代と比べ、今は格段に情報が集めやすくなりました。ワンキャリア・Youtubeで企業説明動画へ容易にアクセスでき、特設サイトで社員の想いまで載せてくれる会社もあります。既に一通りの情報は集めてしまった方も多いのではないでしょうか?自分もこの時期ある程度情報を集めきっていて、満足感に浸っていました(笑)。

しかし情報収集は業界分析・企業分析のスタートでしかないです。集めた情報を自身の就活の軸に照らし合わせて「情報を自分なりの切り口で切る作業」と「足りない情報を社員さんに聞いて埋める作業」を繰り替すのが、業界分析・企業分析です。

特にデベロッパー業界の場合、各商材の稼ぎ方を見る必要性があります。なぜなら、各商材で働く人数や働き方が全く違うからです。

自分はオフィス事業やホテル事業を中心にやりたいと考えていました。その為、その分野にどの程度関われやすいか、影響力があるのかを「稼ぎ」から事業に携わる社員数やその事業の業界シェアを想定し、足りない情報は社員さんから聞き出していました。

数回に渡って自分が調べた各商材の稼ぎ方のメモを紹介していこうと思います。

自分が重視していた点

デベロッパーの主な商材としては、「住宅(分譲マンション)」「オフィスビル」「商業施設」「ホテル」「その他(物流施設・データセンター・発電所)」です。

自身が重視していたポイントは、①投資してから資金を回収するまでの何年かかるのか②売り上げに毎年どの程度に貢献するのか③毎年どの程度利益を生み出せるのか④その他特筆すべき特徴⑤商材の展望。この5点です。

住宅(分譲マンション)

(自分の就活時代のメモであり、ザックリかつ個人の主観込みです。あくまで参考までに。間違っていたら指摘して欲しいです。)

①用地買収(投資)から販売(回収)まで数年で完了。

②売れ行き次第だが、基本単年度のみの売上になる場合が多い。ただし、財閥系は体力があるので需給のバランスを見て在庫を調整することもある。

③売上を得る為に必要な人材が多く、利益はそこまで高くはない。

④1.投資回収までの期間が短く、比較的短期間で売り上げを伸ばせやすい商材のため、参入障壁が低い。つまり異業界からの参入も多い。2.各社品質が向上し、差別化が難しい。ブランドやイメージ、共用部や地域貢献施設で差別化を図っている。3.景気動向の影響を受けづらく、コロナ禍でも需要は根強い。しかし、都心広範囲の物件が坪単価400万を超え、実需で買える限界に迫っている。昔に比べ1部屋の面積が減っている(気がする)。4.(住宅系は売上と社員数が比例する?)。用地買収が出来ないと売上規模も保てず、社員規模も保てない。そのため、各社強力な用地買収部隊を用意していて、人数もかなり多い(特にO社とS社は強いらしい)。

⑤1.分譲マンションの大規模化が進んでいて、JV(複数社)を組んで開発を行う事例(梅田や晴海等)が多くなっている。今後もこの傾向は進みそう。2.各社海外(特に東南アジア)で分譲事業を強化している。しかし、海外は外資規制が強く、合弁会社かつ日の丸連合で開発している場合が多い。社員数も規模に対して多くはなく、あくまで「投資事業」として位置付けている会社も多い。ミャンマーをはじめとして、常に政治リスクを抱えている。3.ブランドイメージ担保の為、エリアマネジメントを戦略的に行う会社も増えている。分譲事業でもエリアマネジメントに関われる機会は増えそう。

こんな感じでまとめていました。

最後に

1000字以内を目指していたのに1700字になってしまった……ので、翌日以降に更新していこうと思います!参考になりましたらスキ!ボタンを押していただけると励みになります。今後も緩ーく続けていくのでよろしくお願いします。

最後まで見て頂きありがとうございます! サポート頂けますと、私とひもじい思いをさせてる財布が泣いて喜びます。 更に頂けますと、一級建築士の資格学校に通う夢が現実に近づきます。 今後もよろしくお願いします。