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ミーティング#003~現状を共有する~【3まちなか健康体操】

こんにちは!この記事を見つけてくださりありがとうございます。

記事は引き続き、8月24日に行われたミーティング#003の内容をお伝えします。

今回はまちなか健康体操です。


【インタビュー】ー生活にメリハリをー


―――自己紹介をお願いします。

(会場の)キターレで仕事をしています、矢島好美です。

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―――まちなか健康体操は、ざっくり言うとどんな活動ですか?

キターレを指定管理で受けるに当たって、平日の日中が使ってもらう機会が少ないと考え、地域の高齢者に使ってもらおうということで、体操を始めました。


―――具体的に、どのような方々に向けた体操ですか?

年齢層は65歳以上と設定していますが、65歳だと働かれている方も多いので、平均年齢は75歳から80歳くらいです。住んでいるエリアとしては7割の方が駅北エリアですが、車で通っている方もいらっしゃいます。


―――体操というのは、どんなものをしているのですか?

ジオ体操という、市がつくったオリジナル体操をしています。偶然見つけたのですが、DVD一本でできるというのが魅力で、すぐに福祉事務所に行って、借りてきました。


―――ジオ体操の特徴は何ですか?

YouTubeで検索すると、他の自治体がつくった体操もあって見たのですが、ジオ体操のように一連の体操の中で、800歩歩けるものは少なく、天気の良くない日が多い糸魚川市では、室内でそこまで歩けるのは良いという声を頂きます。


―――体操以外に+αというのはしていますか?

キターレに来てもらうために体操を始めたので、最初はむしろ体操が+αでした。

現状は、体操のためにキターレに来るという人が多く、体操しかしないです。お茶飲んで行ったらと言っても、いらないと言って帰って行く人が多いですね笑

でも、その人たちがそれで満足してくれているならそれでいいかなと思っています。


―――参加してくれている人たちの感想はいかがですか?

体操しないし、きっかけも無かったけど、週に1回、自分の足で外に出て、体操をしにいくということに達成感を感じる人が多いように思います。

また、予定が埋まる、カレンダーにスケジュールが入るということに喜びを感じているようです。

駅北エリアでやっていて面白いと思うことは、何十年かぶりに再会して、「なんとかの縫製工場で働いていたよね」や、「旧姓〇〇でしょう!」というような、会話が生まれることです。かつて駅北エリアがどれだけ賑わっていたかが感じられます。


―――いつからこの活動は始めましたか?

去年の9月からしていますね。3月にビデオは見つけていたのですが、新型コロナ感染症の感染拡大もあって、9月になってしまいました。

週1だったのを、それにプラスで木曜月2回を足していっています。


―――1年近くやってきて、変化はありますか?

参加者の身体の変化でいうと、800歩歩けなかった方が歩けるようになる、よろつかずに歩けるようになったという方もいます。

また、参加者から、転びそうになったけどふんばれた、体力があがっているという話も聞きます。実際にそうだと思うし、体操をすることで、自分に自信が持てて、前向きな言葉を使うようになっている気がします。


―――健康測定もしているのですか?

そうですね。福祉事務所さんと連携している理由としては、数値化することで自分の健康度を評価できるようになるというところがありますね。

でも劇的に上がるということは無くて、むしろ下がっていくんですけど笑

だけど前向きなみなさんが素敵ですね。おしゃべりが止まらなくてあきれることがあるくらいです。

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―――(写真左下)プラという表示がありますけど、他の講座もしているのですか?

毎回同じ体操だと飽きちゃうので、月に1度、出前講座をしています。悪質商法やフラダンス、ほかにもいろいろな分野の講師に来てもらいます。

また、体操もジオ体操だけでなく、全国の自治体の体操をYouTubeで見て行うこともあります。


―――やっていて大変なこと、課題に感じていることはありますか?

最近天気が悪いのもあって、元気に通っていた方から、通える自信が無いとの連絡を頂いて。私自身がその道のプロではないので、頑張って来てください、しか言えなくて、相談できる先があったらいいなと感じます。

通ってもらうだけで良いと思っていて、その先のことまではできないので、フォローできる人と連携したいですね。私は元気しかあげられないので。


―――この先はどういう方向性で考えていますか?

基本的にはこのまま進められたら良いと思っています。

自由に楽しくランチができるようになったら、もともとお昼までに終わるように時間設定しているので、キターレ併設のキッチンとも連携できたら良いですね。


―――他の場所で体操教室をやろうと思ったら、コツみたいなものはありますか?

まずは私のような、定期的にその地域のために開催できる、場を仕切れる人が必要だと思います。


【意見交換】ー飽きないためのネタはどこから?ー


ー毎週開催しているので、とても良い場だと思います。

ー出張講座のネタはどのように考えているのですか?

体操終わって結構疲れているので、15分でできるものを探しています。

すでに講座としてつくられているものは、時間が決まってることが多いので、知り合いに声かけるなどしています。ボイストレーニングなど、新たな挑戦としてもできるようなものを考えています。


【マネージャーからの提案】ー効果を証明するー


健康寿命を伸ばす、というのがまちなか大家族のビジョンとしても大切になってくると思います。

030525駅北まちづくりの推進に向けて

そのためには、エビデンスをどうとるのかが課題かなと。

また、矢島さんという最強インストラクターのその第二第三の存在が盛り上がるためには重要だと思います。

ビジネスとしては、効果を証明することが必要で、でもそれは矢島さんがする必要は無いと思います。血圧を測り、数字で影響を証明する人ががんがんやったら、お金も動くと思います。

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