第3章【184cm 高校生時代】とよ先生の半生記

4,600グラムのチビもおかげさまで高校生になりました。

この高校時代で将来の

「とよ先生」の素質がどんどん出てきます。

部活選択の時です。

とりあえず身長183センチが目立つので

ラグビー部、バレーボール部、バスケットボール部、サッカー部、

野球部、水泳部、アメリカンフットボール部、

一通りの部活動に勧誘してもらえました。

私の頭の中にあったのは、柔道とアメリカンフットボールでした。

父にずっと習っていた柔道も続けたい気持ちはあるし、

あの日、東京ドームで見て憧れたアメリカンフットボール部も

気になる。

どっちを選ぶ!という頭になっていたわけです。

ここで、私が取った選択は「両方やる」でした。

当時の高校では前代未聞の部活を2つやる方法です。

1、アメフト部と柔道部の顧問の先生を同時に同じ部屋に呼び出します。

2、「迷惑のかからないように両方のスポーツ、頑張りますので、両方のクラブに入部させてください」と、どう迷惑かからないようにするのかのもちろん分からないまま、大きな声で二人に同時にお願いをします。

3、新入生に呼び出されちゃった高校の先生二人。顔を見合わせた後
「わかった」と、言う・・・しかありません。

4、学校内で初の2つの部活所属の高校生の出来上がりです。

基本は新しく始めたスポーツ、

アメリカンフットボールの練習に出席して、

柔道の大会前の2週間になると柔道のみの練習をする。

と、いう感じでした。

夏休みの午前柔道午後フットボールの練習の日は結構大変でした。

フットボールの合宿が終わった次の日、

柔道の合宿に出発なんて事もありました。

前代未聞な道。

少しずつe-kidsの「とよ先生」が出来上がっていきます。

2年生の修学旅行。

行きませんでした。

体が受けつけなかったんです。

「みんなが行くから行く」という集団行動での「自分の無さ」が受け入れられませんでした。

先生に「なぜ、修学旅行に行かないといけないんですか」って聞くと、「そりゃ、まぁお前、行くもんだから行くんだよ」なんて答えが返ってきたので行かない事を決意しました。

今、「修学旅行に行かないのが正しい」と言っているわけではありません。間違った行動かもしれませんが、周りと一緒じゃなきゃ怖いと思うのが普通の17歳の時に、自分の考えを持ってそれを大きな組織相手にぶつけて闘ったことは誇りに思っています。

周りは「えらいこっちゃー!修学旅行にいかないなんて」と、

大騒ぎしていました。でも、私には凄い冷めて見えて、

「なんでえらいこっちゃか理由もねーんだろ」と、

1人どこ吹く風でした。みんなが修学旅行に行っている時の開放感は最高でした。「あー、俺自由だ」1歩突き抜けちゃっていいんだ、という感覚を手に入れました。

その間はバイトしたり、学校外の友達と遊んだりしていました。

群れるのがイヤになっている高校2年生でした。

窪田豊彦  184センチ 89キロ 高校3年進学進路選択の時

「とよ先生」まで後13年。

とよ先生の半生記10周年バージョン第3章

【184cm 高校生時代】

最後まで読んで下さってありがとうございました。

次回は、第4章ついにアメリカ留学準備に入ります!

是非お楽しみに。

ここからはe-kids 11年目の写真でお楽しみ下さい。

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