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全日本大学駅伝関東予選個人トップ予想

 本日は全日本大学駅伝関東選考会の個人でのトップ争いについて展望を述べていきたいと思います。今大会は留学生の人数が非常に多く、8大学10人がエントリーされているということで、最終組における個人トップ争いと日本人トップ争いについてそれぞれ述べていきたいと思います。まずは留学生も含めた持ちタイムトップ10の選手、日本人に限定した持ちタイムトップ10の選手をそれぞれ見ていきましょう。

留学生も含めた持ちタイムトップ10
1位:キップケメイ(日大➁)27:20:05
2位:ムトゥク(山梨学院③)27:23:09
3位:ネイヤイ(麗澤③)27:41:11
4位:吉田(中央学院④)27:47:01
5位:キピエゴ(山梨学院➁)27:51:66
6位:レマイヤン(駿河台➁)27:56:49
7位:モゲ二(亜細亜➁)27:58:36
8位:石塚(早稲田④)27:58:53
9位:山中(帝京④)28:04:54
10位:花岡(東海③)28:08:26

 留学生がトップ10のうち6人ということで、やはりトップ争いは留学生中心に展開されていくことが予想されます。その中でも有力なのが、持ちタイムランキング1~3位のキップケメイ、ムトゥク、ネイヤイ。安定感にやや欠けるが爆発力が武器のキップケメイ、常に安定して上位をキープしているムトゥク、直近での成長が著しいネイヤイ。誰が個人トップの座を勝ち取るのか注目です。トップ3の予想は以下の通りです。

1位:ネイヤイ(麗澤③)
2位:ムトゥク(山梨学院③)
3位:キップケメイ(日大➁)

 続いて日本人トップ争いについて見ていきます。

日本人に限定した持ちタイムトップ10
1位:吉田(中央学院④)27:47:01
2位:石塚(早稲田④)27:58:53
3位:山中(帝京④)28:04:54
4位:花岡(東海③)28:08:26
5位:石田(東洋④)28:08:29
6位:小林(東洋④)28:12:77
7位:玉目(順天堂①)28:13:67
8位:兵頭(東海③)28:14:75
9位:山口(早稲田③)28:17:87
10位:山崎(日体③)28:23:69

 10人の中で直近の試合結果や調子から日本人トップ候補として挙げられるのは、吉田、山中、花岡、石田、兵頭、山口の6人だと考えます。吉田は持ちタイムトップで、先日の日体大記録会でも5000mで13分30秒の大学記録をマーク。調子を上げてきています。山中は関東インカレ10000mで青学の黒田に次ぐ日本人2位の走りを見せるなど現在絶好調。花岡は関東インカレで山梨学院のムトゥクの飛び出しにただ1人食らいつき、後半も粘って自己ベストを更新する走りで強さを見せていました。石田は関東インカレで自己ベストをマークし、完全復活。鉄紺のエースとしての走りに期待したいです。兵頭は関東インカレ5000mで圧巻のスピードを見せて日本人トップ。ラストまで日本人トップ集団に付くことができれば、得意のラストスパートを発揮できそう。山口は名門早稲田の3年生エース。箱根2区では渡辺康幸の早稲田記録を29年ぶりに更新し、関東インカレ5000mでも日本人2位に入りました。

1位:兵頭(東海③)
2位:山口(早稲田③)
3位:石田(東洋④)

 いかがでしたでしょうか。皆さんの予想や感想もコメント欄やTwitterなどで教えてくれると嬉しいです!


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