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2019年3月30日 今朝の一枚

Track Town SHIBUYAという番組をやることで、
陸上や駅伝の見かた、楽しみ方が多面的になっていきます。
日本陸連の畔蒜さん、横田コーチ、それぞれが異なる立場から
ゲストを連れてきたり、テーマを設定するからなのでしょう。
昨日のゲストはBody Function Studioの
伊藤由記子トレーナーがゲストに登場。


横田さんが設定したテーマは「"強い選手"の共通点」でありました。

興味深かったのは、最近では青山学院大学の青トレ。日体大のBCT。帝京の五味トレ。順天堂のバネトレ。ほかにもいろいろなトレーニングが注目されていますが、それは「前提」だと。その先の強さの領域に入るためには、「しつこさ」が鍵となる。先日、山下佐知子監督がおっしゃっていた、オリンピアンが突っ込んでいく「狂気の沙汰の域」とつながるものがありました。伊藤さんのトレーナー視点。そして山下さんのコーチ(選手)視点とあわせて聞くとより深みが出てくると思います。

今朝の一枚は2017年ロンドン世界陸上100m予選での多田修平選手。
ボルトの隣のレーンからのスタートとなりました。
スタジアムのほとんどがボルトに注目している中、
多田一択でファインダーをのぞき続けていると、
スタート前にふと見せた野心的な表情。
このあと、中盤まで多田選手はボルトらを押さえて先頭を走ります。
(そのあと、ボルトにぶち抜かれていきますが)
「狂気の域」というのは、ここなんだろうな。
そんなことを思ったのでありました。
それでは今日もよい一日を。

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