見出し画像

K18 プラチナ 貴金属硬度 傷

ビッカース硬度というものがあります。
貴金属の硬さ=傷のつきやすさなのですが

引用元:河原宝飾HP

単純に金を18金イエローゴールドとすると傷がつきやすい順に
Pt900<sv925<<<K18
となります。

たまに「は?18金は硬度120ですよ」と決めつけたことをおっしゃる方、プロにも居ますけどね~。鍛造とか経時軟化知ってるくせに正確じゃない情報をお客に垂れ流すのは良くないと思う🤔

で、ですね
プラチナが結婚指輪の主流をずーっと占めてたじゃないですか。一番硬い金属だからとかいうお題目で。
でも純プラチナの硬度50が純金の硬度25より硬いってだけで、製品として主流のプラチナ900や950は硬度60がせいぜいなんで、18金の硬度120に全然及ばない。

比重の問題もあって、同じボリュームで指輪作ろうとしたらプラチナの方が重くなるし、溶かすときの融点がプラチナ1700度前後、金1000度前後だから加工が大変なんですよねプラチナって。
だから見た目同じ指輪でもプラチナの方が重くて、溶かすときの温度を保つための電気代が高く、今の価格が1g辺りプラチナ約4500円、金が約8800円でも、加工料金が高くて小売価格だとプラチナの指輪の方が高かったりします。。

と・こ・ろ・が
その指輪、売ったら18金の方がg辺りの金額が高いから価値は18金の圧勝です。それもあって、結婚指輪も婚約指輪も今はプラチナより金が主流なんだそうですね。
買う側の男性がネットで事前に結構お勉強するから詳しくなるのかもですが🤣

傷も付きにくいし価値も高いし消費者側はそりゃそうなる、、

年齢層が上の方だとプラチナの方が高い時代もあったので、プラチナ至上主義の女性が居るのは仕方ないんですけど、売る側も情報公開をきちんとすべきじゃないでしょうか。プラチナは結婚指輪で初めて買うことを考える人も少なくないはず。

技術革新で万年筆やペンのメーカーパイロットが開発したビッカース硬度200のPt999も出ていますし、鍛造のプラチナも今は有りますが、



デザインが平べったい超~シンプルなのだったり(男性は良いかもですが)、だっっさかったりするんですよね💦

今どきは女性の結婚指輪はハーフエタニティタイプが主流ですし、絶対その方が将来に渡って活躍します。ちびっとダイヤのついた結婚指輪を買ったら、将来重ね付け用にハーフ/フルエタニティを買うことになっちゃいます。BBAの私、断言いたします😤

もしプラチナの結婚指輪や婚約指輪を買う予定の方がいらしたら、絶対にハードプラチナがあるブランドやメーカーに行ってください!鋳造の普通のプラチナは傷だらけになります!
日本のブランドはプラチナにしか良いダイヤを使いません!!
NIWAKAとか良いと思います!

良いダイヤかつ18金が良い方は海外ブランド(ヨーロッパ)が良いと思います!
アメリカブランドはイエローやピンク/ローズゴールドにはH~J辺りの色甘なダイヤ使ってたりします。。
ダイヤの輝き方はブランドに寄りけりで結構違うので、出来るだけ自分の目で見に行ってくださいね!!!


私のプラチナリング(某トルサード)は傷だらけにすぐなってしまうので、磨きに何度も出してるうちに重さがガッツリ減りました🤪

そしてNIESSINGに買い替えました😑🙃🙃

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?