見出し画像

どうして、無料でできるGOOGLEビジネス・GOOGLEサイトを使おうと思ったのか?-その1-

わたしは、営業のコンサルではありません。広告屋さんでもありません。
どちらかというと、ネット上での顧客の営業に役立つツールをおつくりしたり、PC/スマホの 使い方を 教授する立場の人間です。

わたしは 現在 和歌山県の 大雨が降ると陸の孤島となる地域に在住し、どちらかというと 私の顧客は 自営店舗を構える方が ほとんどです。だから ネット通販などとは無縁で、はなから 「足を運んで下さる方がお客様」という概念を持っていらっしゃいました。

商工会議所でのできごと

2022年 コロナ下のことです。
わたしは、あるお客様と商工会議所に補助金申請について相談にいきました。(わたしは補助金申請の資料をつくる依頼をうけていました)
すると、相談員さんの開口一番がこれだったのです。
「御社にはホームページがありませんね。何をしている会社ですか」

その方は 物品販売をされていたのですが、自宅店舗で、紹介や足を使っての仕事だったので、ホームページの必要性を考えておられなかったのです。 特に 大きな商売をしているわけでもなく、「ネット」などという 経費が掛かって理解不能なものに頼る気もなく、顔を合わせるお客様を大事にされる方でした。
だから 商工会議所が まず、ホームページと いった言葉に お客様はすごく驚き、「必要ですか?」と 問い返したくらいです。

商工会議所の答え

「あった方が何をしている会社かすぐわかるじゃないですか?」でした。

確かに お客様の法人登記の店舗名は、カタカナ文字のしゃれた会社名にしています。美容院といわれれば 美容院、喫茶店といわれれば喫茶店、どんな商品を扱っても不思議ではない名前です。
一見 何屋さんかわかりにくいかもしれません。

しかし、お客様にとってみれば、操作も更新する気もないのに、ましてやそれで来月からの売り上げが急激に上がるとは予測できないものに、経費をかけつづける意味は ??? なんです。

旧顧客が定着し、新顧客を紹介してくれる。・・・昔ながらのシステムで商売をなさっています。

さらに 商工会議所の相談員さんの次の一言がありました。
「今は、ホームページは 名刺のかわりなんです。
《ネット検索》で 情報がわからないとね・・・・」

現代におけるネット検索の意義を考えてみました

ネット検索により、以下に 田舎にいようと、離れ小島にいようとも、世界中の膨大な情報やデータに瞬時にアクセスすることが可能となりました。これにより、個人や組織が必要な情報を迅速に取得することができるようになりました。
日常の問題や仕事上の課題に直面したとき、ネット検索を通じて同じ問題に直面した他の人々の経験や解決策を探し出すことができます。
話題や議論の中で具体的な情報やデータが必要な場合、ネット検索を用いて迅速にそれを補完することができます。

ネット検索は、これらの意義に加え、日常の様々なシチュエーションでの質問や疑問の解決にも役立っています。商工会議所の方も、あらかじめ訪問を予約した業者の情報を収集しようとして ネット検索をしたのでしょう。

しかし、一方で、ネット検索の情報の信頼性やプライバシーの問題、過度な依存などの問題も提起されており、すべてにおいて信用できるとはいえない面があるのも事実です。

わたしの顧客の多くは昭和世代で、昭和の時代に若き日々を過ごされた方がほとんどです。「信頼性」という意味で ネットをいぶかしんでいる世代だといっても、過言ではありません。

でも、そんな世代でも 平成を経て令和の時代になり、「ネット活用」は 切り離せない時代になってきているのを 思い知らされた 出来事でした。


よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはローカルビジネスにネットサービスを広げる活動費に使わせていただきます!