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面会交流のサポート中、第三者として注目していることとは?

こんにちは。りむすびの江島です。
梅雨の前に夏が到来? 今年は例年よりも猛暑になるとのこと、温暖化の進みを感じ、非常に憂鬱です。そしてその前に梅雨もやってくるこの時期、メンタル的に落ちてしまう方が多いのも無理はありません。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、りむすびには引き続き面会交流のサポート依頼が多くあり、コンサルタントとアシスタントさん一丸となって、ご利用者さまのサポートにあたっております。

面会交流サポートといえど、別居親さんとお子さまの2年ぶりの再会、面会交流の頻度が高く、引き渡すのみの支援、同居親さんも一緒の際に付き添うパターンなどさまざま。

お子さまの月齢も1歳の乳児さんから中学生など幅広く、ご利用者さまの状況からご希望をいただき、できる範囲でサポートしています。
面会交流では、たとえば一緒に水族館に付き添ったり、カフェでお茶したり。公園でボール遊びをしたり、と内容も各ご家庭によって異なります。

面会交流をする上で、なかなか前向きになれない同居親さんには、最初から無理をせず、徐々に気持ちがほぐれるよう、話をきき、アドバイスをさせていただくこともあります。また、別居親さんに対しては、ご不安な気持ちに寄り添わせていただきます。

コンサルタントとしては、あくまで中立的な立場として、両親にアドバイスさせていただいていますが、両親の気持ちとは別に、お子さまの気持ちや様子をしっかり見るようにしています。

それは、喜怒哀楽といったわかりやすいものではなく、面会交流日の朝から帰りに見る、何気ない表情や言葉の使い方。そんな些細な仕草に隠れていたりします。もちろん、子どもに直接、いまどんな気持ち?などと聞くことはしませんが、場合によってはご両親に報告させていただくこともありますし、必要があればお子さまとふたりで話すことも試みます。
私自身は結構厳しい方なので(やさしさ重視してはいるものの💦)、両親の心情には寄り添いますが、子どもに影響があれば、あなたの気持ちとは別に、お子さまはいまこういう状況ですよ、と遠慮なくお伝えしています。

ちなみに、私自身がいままで担当してきた付き添い型のほとんどのケースで、お子さまが別居親と過ごす時間は、笑い声にあふれています。親子の愛情が育まれる時間を共に過ごせることに感謝しています。
バイバイした後に、「また早くパパ(ママ)に会いたい」「次は水遊びしたい」「次の約束忘れないか心配」など、愛おしい言葉を発する彼・彼女らに胸と目頭が熱くなることもしばしばです。そして、こう思います。“親を想わない子どもはいないんだな”と。

子どもが相手と会うことに抵抗のある同居親さん、面会交流についてご希望のある別居親さん、りむすびでは皆様のご希望に沿ったサポートをしていますので、サポートを必要としている方はぜひ、ご相談ください。

そして、そんな面会交流サポートについても6月に開催される講演で、事例を紹介しながら取り上げますますので、この機会にぜひご参加ください。
詳しくはこちらから。
みなさまとお会いできることを楽しみにしています。

【担当共同養育コンサルタント プロフィール】
江島るな子(えじま・るなこ)
一般社団法人りむすび共同養育コンサルタント。
二児の母であり、離婚後別居親の立場となる。自身の経験から、別居・離婚によるダメージを受けた夫婦の気持ちに寄り添う場が必要だと感じていたところ、りむすびを知る。「離婚しても親はふたり」そんなりむすびの共同養育の理念に感銘を受け、離婚しても両親から愛される子どもがひとりでも増えることを願って、共同養育コンサルタントとして活動中。


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