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空想エヂマ会 第1回目 「バッカス」

1年以上ワイン会を開催していないので、もし開催できるようになったら、どんなワイン会を開催するのかを空想することにしました。
実際に開催していた会の名称から今回のワイン会を「空想エヂマ会」としました。
この「エヂマ会」は、美味しい日本ワインを飲もう!とか、レアワインを飲もう!とか、高価なワインを飲もう!とかいう訳ではなく、現状の日本ワインは、今どうなっているのか?を確かめるワイン会となっております。たまに違う時もありますけど。
日本ワインの将来について建設的な意見を語ろう!とか、日本ワインの欠点を指摘しよう!とか、日本ワインをビジネスとしてどうやったら成り立つのか!などと言う難しいことを考える会ではありません。
そこの所はご了承ください。
日本ワインの多様性や可能性を少しでも探れたら良いだろうなぁ。
などと考えています。

空想エヂマ会の第1回目のテーマは「バッカス」です。

オイオイ!最初は甲州とかシャルドネとかピノ・ノワールとかマスカットベーリーAじゃないのか?
というご意見も聞こえて来ますが、このエヂマ会は、初心者向けの優しいワイン会ではなく、どちらかと言うと素直にワインを飲めない人向けの性格の会でありまして、その趣旨から言うと「バッカス」くらいから始めた方が、良いのではないかなぁ。
と思った訳であります

今回の「バッカス」のワインリスト

【北海道ワイン】バッカス 2008
【北海道ワイン】バッカス 2020
【濱田ヴィンヤード】バッカス 2019
【山崎ワイナリー】バッカス 2019
【宝水ワイナリー】バッカス 2019
【千葉ヴィンヤード】ヒノゲダンテ バッカス 2019

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バッカスとは?

品種特性
ドイツのラインヘッセンで盛んに栽培されいます。日本では北海道が適地であり、栽培が定着している。
その北海道でも白ワイン用ブドウ品種としてはベスト5位にもはいっていない。
北海道以外の土地では、ほとんど栽培されていないのが現状です。
マスカット香に近い香りとハーブ香が特徴で、甘口、中口の果実味のある白ワインが多い。
白い花の香りやミネラルも感じられる。
ミューラートルガゥより個性的な香りで、ケルナーと共に北海道を代表するブドウ品種だったが、近年はピノ・グリやソーヴィヨン・ブランの栽培が増えているようである。
北海道では空知地方での栽培が盛んである。
しかし、近年は生産量が減る傾向にあり、平成27年度には85.9tの栽培されていたが、平成30年度は47tにまで減ってしまった。(国税庁の国内製造ワインの概況より)
しかし、生産量は減ったが新規ワイナリーでの栽培は増えていて、バッカスのワインのアイテム数は、これから増えていきそうである。

まず初めのテーマは、「はたしてバッカスは熟成するのか?」であります。

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北海道ワイン飲み比べ

【北海道ワイン】バッカス 2008
【北海道ワイン】バッカス 2020

2008ビンテージと最新の2020ビンテージの飲み比べをして、はたして「バッカス」は熟成するのか?
2008と2020との違いは?「同じ地域での違いはあるのか?」であります。
もちろん、多少の違いはあるハズですが、どのように違うのかを確かめるためであります。

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空知地方2019ビンテージの飲み

三笠市飲み比べ
【濱田ヴィンヤード】バッカス 2019
【山崎ワイナリー】バッカス 2019

山崎ワイナリーで研修をした濱田ヴィンヤードが、隣の滝澤ワイナリーに委託醸造してできたバッカスの飲み比べ。
同じ三笠市での違いはどれだけあるのか?

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岩見沢市飲み比べ

【宝水ワイナリー】バッカス 2019
【千葉ヴィンヤード】ヒノゲダンテ バッカス 2019

宝水ワイナリーと10Rワイナリー委託醸造の違いは?
同じ岩見沢市での違いはどれだけあるのか?

最近はこんな空想をしている次第です。
今はこのような状況なので、もし出来たとしても定員は6名ぐらいかなぁと想定してます。
ホント、早くワイン会が出来るようになれば良いよなぁ。

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