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コンビニワインレビュー【ファルケンベルク社】マドンナ スパークリングワイン

【ファルケンベルク社】マドンナ スパークリングワイン

ヴィンテージ:NV
コメント:青リンゴやマスカット、ライチのような香り。
アフターは甘味と少しの酸味と苦味があります。
懐かしいですねぇ。
もう何十年も飲んでいませんでしたが、こんな感じだったよなぁと記憶が蘇りました。
もっと甘いイーメジがありましたが、そんなに甘くないです。
コンビニで発見して、いまさら「マドンナ」かよ!とは思ったが、普通にオイシイです。
やはりコレは年に数回しか、ワインを飲まない人向けですよねー。
お酒が飲めるようになって、いきなりボルドーやブルゴーニュの高級なワインを飲ませるよりも、この「マドンナ」からワインを始めるべきだろうなぁと思いました。
アルコールは9%と低めで、飲みやすいですしねぇ。
「マドンナ」はドイツワインなので、いろいろな品質等級がありますが、この「マドンナ スパークリングワイン」は、輸入元のサントリーのHPを見ても無かったので、コンビニ専用商品なのかもしれません。
普段、変わったワインばかり飲んでるせいか、オーソドックスかつスタンダードなワインを飲むと逆に新鮮でした。
ボトル缶なので、冷蔵庫で冷やして開けたらすぐに飲むべきです。
料理に合わせても良いのだが、アルコールが9%なので、がぶ飲みするのが良いカモ🦆
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
「マドンナ」は1972年に日本に入ってきて、もう50年が経つワインなんですねぇ。
「リープフラウミルヒ(聖母の乳)」の名を持つ、ドイツを代表するワインのひとつですが、コンプライアンスの問題もあってか、『聖母の乳』という表現は、最近は、あまり使われなくなっているよなぁ。
1972年といえば第一次ワインブームが始まったとされる年ですが、その頃は「マドンナ」やポルトガルの「マテウス・ロゼ」など、甘口のワインが多かったようですねぇ。
日本では、これまで7回のワインブームがあったとされています。

第1次ワインブーム(1972年)

外国産ワインの輸入が自由化されたことや、サントリーの「金曜日はワインを買う日」やマンズワインの「夫婦でワイン」のテレビCMが放送されワインが一般化し始める。

第2次ワインブーム(1978年)

サントリーレゼルブに代表される1000円ワインが売り出されて、家でワインが飲まれるようになる。

第3次ワインブーム(1981年)

地ワインが人気になり、中でも低価格で一升瓶ワインがブームに。

第4次ワインブーム(1987-1990年)

バブル景気の全盛期で、ボージョレ・ヌーボーが大人気で、輸入ワインの出荷量も増加する。

第5次ワインブーム(1994年)

バブルが崩壊し、メルシャンの「ボンマルシェ」やサントリーの「デリカメゾン」が発売され、500円前後のワインが人気になる。

第6次ワインブーム(1997-1998年)

フレンチパラドックス説(フランス人は他の西欧諸国にくらべて、心臓病による死亡率が低く、”フレンチ・パラドックス”などと呼ばれていた)が話題になり、赤ワインに含まれるポリフェノールが心臓疾患の予防になるという学説で、赤ワインブームが起こる。

第7次ブーム(2012年~?)

同時多発的にブームが発生。
チリ産などの低価格輸入ワインがブーム
日本とチリの経済連携協定(EPA)が2019年に完全撤廃され関税がゼロになる。
日本ワインブーム
国産ワインの質が向上し、国際的なコンクールでも受賞する事で評価が高まる。
スパークリングワインブーム
ペティアンなどの微発泡ワインが人気になる。
自然派ワインブーム
自然派ワインには健康的なイメージがあり、中華やエスニック料理などとの相性が良いと言う事やラベルやワイン自体も個性的で人気となる。
オレンジワインブーム
オレンジから作ったワインでは、もちろん無くて、自然派ワインブームの一つとして、昔ながらの醸造に立ちかえったワインとして、珍しさもあり人気になる。
今までワインとの相性が、あまり良く無い料理にも合わせる事が出来る事も要因だと思われます。
フルーツワインブーム到来か?
コロナの影響で家飲みの増加や好みの多様化、低アルコールであるなどで、フルーツワインが若者を中心に消費量が増加しつつあるらしい。
ここ数年で消費量が2倍に。

などなど、ワインの飲み方や選択肢が増えて来ている。
もはや、これはブームではなく、ワインが日本に定着しつつあるのではないか?と最近は感じてきています。
海外のワインも高くなり、日本ワインも高くなっていくなか、消費量が増えていくとは考えづらいけど、日本独自のワイン文化と言うのが、確立されていくのではないだろうか。
これだけ世界各国のワインがあり、食用ブドウや山ブドウ、フルーツなどでワインをつくっている国は無いだろうしなぁ。

メルシャンのHPより引用
厚生労働省 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより

輸入元:サントリー
生産者:ファルケンベルク社
産地:ドイツ、ラインヘッセン
品種:不明ですがリースリング主体で、ミュラー・トゥルガウ、シルヴァーナー、ケルナーなどが入っているカモ🦆
スタイル:白、スパークリング
Alc:9%
飲んだ場所:自宅(北海道千歳市)
飲んだ時期:2023/4

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