【インタビュー】登山デビューのススメ~旅するフォトライター・ゆうかさんが語る旅・登山の魅力とおすすめスポット~
ゆうかさんは、医療系のIT企業に勤める傍ら、旅するフォトライターとしてご自身のXやnoteで旅や登山に関する発信をしています。
今回、ゆうかさんと同じPOOLO JOB3期生である私えじが、ゆうかさんの思う登山と旅の魅力や、登山初心者におすすめな山についてうかがいました。
小さいころから好きな旅、コロナ禍をきっかけに始めた登山
ーー旅を仕事にしたいという思いからPOOLO JOBに入ったそうですが、普段から旅をすることが多いのでしょうか。
小さい頃から家族と一緒によく国内旅行に行っていました。中学1年生までは大阪府に住んでいたので、近畿地方に行くことが多かったですね。
大学生になってからは自分で旅行に行くようになり、沖縄や北海道、海外にも行きました。
旅行を仕事にするということに興味はありつつもなかなか機会がなかったのですが、POOLOJOBの広告を見て旅を仕事にできそうだと思ったので、4月から参加しています。
ーー学生の頃の旅と社会人になってからの旅は何か変化がありましたか。
結構変わったと思っています。
学生の頃は場所に行くことが目的になっていました。沖縄県では海を見て、北海道ではおいしいものを食べる。観光することが多く宿にこだわりがありませんでした。
社会人になってからは、「この宿に泊まりたいからここにいこう」という”宿起点”での旅行が増えました。
ーー今でも旅行はよく行っているのですね。
この半年間では1度しか行けていないのですが、去年やおととしはよく言っていました。3分の1くらいは沖縄県に行っています。
ーー特に沖縄の何に魅力を感じていますか。
沖縄は海がきれいだというのと、同じ日本なのに異国感があるところが好きです。
ーー旅行先では自然系のアクティビティが多いのですか。
そうですね。やはり沖縄などでは海などでアクティビティをしたり、船に乗って景色を見に行ったりなど……。美術館などの芸術系よりもアクティビティの方が多い気がします。
最近では、登山にもよく行きます。
ーー登山というと、最近では登山の人気も高くなっており、”山ガール”という言葉も流行りました。
ゆうかさんが登山を始めたきっかけはなんだったのでしょうか?
コロナ禍にはなかなか旅行に行けず、外にでたいと思っていました。
そんな時に、当時付き合っていた彼氏(今の旦那さん)が山登りが好きで誘ってもらったのがきっかけです。
ーーそれからは年に何回ほど山に登っているのでしょうか。
年にはよりますが、少なくても年に3回、多くて年に7,8回登っています。
基本は旦那と行くことが多いです。日帰りの時もあるし、山小屋に泊まって1泊2日の時もあります。
ーー今までいくつくらいの山に登りましたか。
20とまでは行きませんが、10近くの山、特に関東の比較的標高が低く登りやすい山には登りました。
ーーゆうかさんの思う登山の魅力は?登山のどんなところに惹かれたのでしょうか。
1番は景色がきれいなところです。
山の下から見る景色は山だけですが、山の上から見ると町が見下ろせたり、山の稜線がきれいに見え、山登りしないと見ることができない景色に惹かれました。
体を動かすのが好きなので、体を動かしておいしいご飯を食べたり温泉に入ったり......
1日がとても充実するので登山にはまりました。
登山初心者へのおすすめ
ーー私も登山に興味があるのですが、なんだか難しそうなイメージがあります。私のような山登り初心者にもおすすめな山はありますか。
初めての登山には高尾山がお勧めです。私も初めての登山は高尾山でした。
非常に登りやすいのですが、標高が低くて夏は暑いので、春に登るのがおすすめです。
しんどいかもしれませんが、登り終えると頂上から見える富士山はとても綺麗です。最寄り駅には温泉もありますし、お店もたくさんあるので、観光という面でも楽しめるかなと思います。
あとは、長野県の北アルプスにある乗鞍岳(のりくらだけ)というところは、ある程度バスで行くことができます。1時間ほど歩けば頂上まで登ることができます。
標高が高いので夏でも気温が上がりすぎることもなくて登りやすいです。また、景色もきれいなのでおすすめです。
ーー登山におすすめの食べ物はありますか?
登山の途中に食べるのであれば、私はカップラーメンが好きです。
家で食べるカップラーメンよりも、頂上でお湯を沸かして外で作って食べるカップラーメンの方がおいしく感じます。山の頂上は寒かったりもするので、温かいカップラーメンは余計においしいです。
ーー登山のルートとかは自分たちで決めているのでしょうか?
ルートはいくつかのルートがすでにインターネット上に載っているものや、現地の地図を見ています。
また、YAMAPというアプリがあり、登山する人は基本みんな入れていて、ルートがわかるようになっています。
ーーYAMAPは登山初心者の人でも利用しやすいのでしょうか。
そうです。アプリ内で地図をダウンロードしておくと電波が悪い時でも地図を見ることができ、自分の現在地がわかるようになっています。
地図をダウンロードするのを忘れると、大変なことになってしまいますよ(笑)
楽しいだけではない旅の魅力とは
ーー1番きつかった山登りのエピソードや、失敗談などをお聞きしたいです。
天気が悪いと大変です。雨が降るともう少し早くレインウェアを着ればよかったと思ったことはあります(笑)
富士山に登ったときに天気が悪く、夏にも関わらず頂上は吹雪だったことがありました。
レインウェアを着るのが遅くなり、ズボンもびしゃびしゃになりとても寒かったです。
ーーそんな大変なことがあってもやはりいい思い出になるのですね。
そうですね。下山中に見た晴れたときの景色がきれいでした。
また、登山が終わった後に地元の居酒屋で飲んだり食べたりすると、登山で疲れていたというのもあって、とてもおいしかったです。
今ではいい思い出になりました。
ーー登山って上るときだけでなく、登山の前後でも楽しみがあるということが伝わるエピソードですね。今までで印象に残っている登山のエピソードはありますか。
1番良かったなと思うのは、仙丈ケ岳という山です。
山小屋に泊まって1泊2日で行ったのですが、仙丈ケ岳の景色が一番良かったです。
山小屋に泊まったので天気に恵まれて星空も見ることができ、1番綺麗な景色に出会えたので印象に残っています。
また、ライチョウという絶滅危惧種の鳥にも会うことができ、ラッキーでした。
天気も良く、山小屋で出してもらった日本酒もおいしかった、完璧な登山の思い出です。
ーーなんだか私も山に登りたくなってきました(笑)ゆうかさんはこれから登りたい山はありますか?
上高地の奥の方にある千畳敷カールという場所に紅葉のシーズンに行きたいなと思っています。去年行こうとしたのですが、人気で山小屋の予約を取ることができず断念したので、今年こそ行きたいです。
本当はテント泊でもよかったのですが、テント泊はしたことがないので。
でも今年はもし予約を取ることができなかったら、今年はテント泊でもいいかなと思っています。
ーーやはりテント泊よりも山小屋の方がいいのでしょうか。
頂上付近だと結構寒かったりするので、テント泊だとしんどいかもしれないです。
テント泊をしたことがないのですが、トイレや寝袋のことを考えると山小屋の方がいいのかなと。
ーー山小屋だとほかの宿泊者との出会いもありそうですね。
夜ごはんはみんなで食べたりするので、お話したりすることもあります。
以前山小屋で同じになった方は、50代くらいの男女5名のグループでした。とても仲が良さそうだったので、どういった関係なのかお伺いしたところ、小学校の同級生とのことで驚きました。
登山という趣味で、小学校卒業から何十年経った今でも繋がっていることが素敵だなと感じました。
好きなことを仕事にしたいという思い
ーーPOOLO JOBでは旅を仕事にするためのスキルを学んでいます。ゆうかさんはそもそもなぜ旅を仕事にしたいと思うようになったのでしょうか。
もともと旅が好きで社会人になってからもよく旅に行っています。旅というものにたくさん時間をかけたいからこそ、何かしらの仕事ができたら楽しいのかなと思いました。
最近はSNSで旅について発信している人も多いので、みなさんどのように旅を仕事にしているのかも気になります。
自分も何かしら旅に関連した仕事ができるといいなと思っています。
ーーPOOLO JOBを通しての目標や、これから発信していきたいことはありますか。
1つ目は、自分のブランディングをすることです。
Xでの投稿を通じて自分の強みを知り、それを活かした発信をしていきたいと思っています。
2つ目は、旅関連の副業をできるようになりたいです。
まずはライターとして、ホテルや観光地等を紹介する案件を獲得できるようになるのが目標です。そのために、ライティングの勉強と、SNSの発信をまずは頑張っていきたいと思います。
編集後記
小さなころから好きである旅を仕事にしたいというゆうかさん。
インタビュー時には、おすすめの山や登山初心者にもおすすめなアプリなどをお話しいただきました。
旅や登山の魅力について語るゆうかさんが本当に楽しそうで、思わず私も登山に行きたくなりました。
ゆうかさんはご自身のSNSで、山に関してだけでなく、おすすめスポットの情報や、素敵なお写真を発信しています。
今後の旅に関する発信も楽しみです。ぜひ、チェックしてみてください。
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