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20代最後の日に書いてみる。

こんにちは。こんばんは。
なんとなくタイピングしだしています。

今日は私にとって20代最後の日。(父上、母上、大きくなったよ!)
人生においても(おそらく)節目のタイミングなので、重い腰を上げてみました。

自己紹介

兵庫県生まれ。東京在住。女性。
趣味:歌うこと、ミュージカル鑑賞、美術館巡り、答えのないことを話すこと(ピラティス、とか言いたい)
最近自分を褒めたいこと:Duolingoが227日続いていること
人生のテーマ:「誰かの選択肢をつくる」

今日は(おそらく)人生の節目なので、自分の人生のテーマについてちょっと書き残しておこうと思います。

「選択肢」

これは就活の時から自分の軸にあるキーワードです。

よく就活で「あなたにとって仕事とは?」って聞かれませんでしたか?
(大半の学生がバイトやインターンしかしたことないのに、なんでそんなこと聞くんだろう?と思っていたのですが)
それなりに真面目な就活生だった私は
「仕事とは幸せになるための1つのツール」
という回答をしていました。

そもそも人は幸せになるために生きていると思っています。
少なくとも不幸になりたいと思っている人はいないですよね。
そして、私は誰の不幸も望んでいません。

おそらく同じように考えている人が多いはずなのに、なぜか「仕事」になると、苦しくて辛い中続けるもののように言われることが多いなと感じていました。

でもなぜ苦しくて辛いのに、その「仕事」を続けなければならないの?
自分の人生(時間)は有限なのに、なぜ辛いと感じることに使わないといけないの?
会社員が安定だから。それなら、その企業である必要はあるの?
特に企業に勤める「仕事」は、なおのこと「ツール」でしかなくない?
と真剣に思ってました。(生意気)

だから、私にとって仕事とは自分の人生を彩る一つの要素でしかなく、苦しくて辛いくらいならする必要がないもの、と思っています。

では、何かしら苦しさや辛さを感じているにも関わらず、その「仕事」に拘らざるを得ない状況とは?と考えたときに、私にとっての「不幸」が見えてきました。

それは、「選択肢がないこと」でした。

定数か変数か

物事は基本的に大きく2つに分けられます。
それは定数変数か。
定数は、変化させようのないものです。例えば、人種とか生まれは変わらないものですよね。これは自分で変えられないのですから、受け入れなければならない部分です。
変数は、状況や条件によって変化するものです。例えば、どこに住むのか?どんな仕事をするのか?とかって可変です。

変数を定数と勘違いしているパターンって結構ありませんか?

例えば「親のレール」とか。親が医者だから私も医者にならないと、とかって、変数だったはずのものを、”勝手に”定数にしちゃっている分かりやすい例だと思います。(こういう思考は往々にして親側が作り上げていますよね)

これは一例ですが、「母親だから」「父親だから」「自分は(あなた)は●●な性格だから」、「この選択しかできない」とかもよくありますよね。

本当にそうなのでしょうか。

その自分(もしくは他者)がつくった条件が選択肢を狭めてしまっていないですか?
その条件って本当に必要ですか?
せっかくこれだけ豊かな日本にうまれるという幸運に恵まれていながら、こういった形で結果的に選択肢が1つしか存在していない状況って不幸ではないでしょうか?

※それに気づいてすらなければ、それは幸せなのではないか?という議論もあると思いますが、一旦ここでは割愛します。

だから私は誰かの選択肢をつくりたい

ここまでつらつら「仕事」をベースに話してきたのですが、このことは仕事以外にも通じる話だと思っています。
じゃあ私は人生で何をしていきたいかというと「誰かの選択肢をつくる」ということです。

そもそも変数を定数と勘違いしてしまう状況を変えるには、その人にとっての「選択肢」がなければならないと思ったからです。

「誰かの選択肢をつくる」とは大きく2つに分けられると思います。

  1. この世に存在しない選択肢を作る
    そもそも存在していない選択肢があるなら、それを生み出すことで、きっと誰かの選択肢になります。

  2. 選択肢の存在を広く認知させる
    世の中に存在しているにもかかわらず、必要な人に情報が届いていなければ、その選択肢はその人にとっては存在していません。認知さえすれば、その人に気づきを与えられるのではないでしょうか。

1の方がなんか大きなことをしてる感じがあるしかっこいいのでアイディアないかな~と思ったんですが、恥ずかしながら思いつかず。
ということで、私はまず「選択肢の存在を広く認知させる」ことにフォーカスする20代を送ることにしました。

そして、新卒でPR会社に入りました。
本当は事業会社で広報をしたかったんですけどね。新卒でいきなり広報をさせてもらえる企業はなかなかありませんでした。トホホ

そして、現在2社目。ありがたいことに事業会社で広報を担っています。
いまは日本になかったものをどう認知してもらうか、に日々頭を悩ませています。「選択肢の存在を広く認知させる」ことに取り組めています。

そんな中で明日迎える30代。
自分の人生のテーマに取り組めた20代の自分を褒めたいと思います。
そして、30代は「この世に存在しない選択肢を作る」側になれたら嬉しいなと思っています。

最後に

人生恵まれた人の思考だな~と言われたことがあります。人生が恵まれていたかどうかで言うと、絶対に恵まれていたので、そこは否定しません。

ここでいう恵まれていた、というのは、マジョリティー側で(少なくとも)今まで生きていたということです。

一方で変数がほとんどない状況に生まれた方もいるでしょう。
これは社会全体で考えなければならない事項だと考えます。
たとえば、同性愛者の結婚について、とか。

ここも絶対に認識しておかなければならない事実ですし、選択肢がなければならないと思います。

ただ、私は少なくとも現在は当事者ではないので、本当の意味でそのような方々の気持ちを理解できるかと言われると、口が裂けてもYESとは言えません。
だから、今回は議論から外しました。


そして、私とは異なる意見の方へ。
異なる意見の方もいらっしゃると認識しています。みんな同じ意見なわけがないです。
願わくば、ここは平和な世界でありますように。

さて、これまでの私の人生に関わってくださった全ての方に感謝しながら20代を終らせようと思います。
本当にありがとうございました。


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