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「夫婦といえども他人」とは…

夫から言われて密かに傷つくのは
「真面目だな〜」です。

私が夫を好きになったきっかけは、
その真面目な部分を優しさとして受け止めてくれたから。

その記憶は残っているし、
彼自身そんな私と一緒にいてくれて、
時々助言もくれます。

だけど、それを素直に受け止められない時があるんです。

わかってるけどできないんだよ!!
私はあなたじゃないし、
あなたが得意なことが難しいから苦労してるんだよ!

…と、言いつけたくなる時があります。
そして、そんな自分に自己嫌悪。

彼の言う助言は、いつもど正論だし、
彼と「比べると」、私は真面目で
落ち込んでしまうことや、悩んで
うじうじしていることも多い。

そして、そうやって彼と比べている自分を自覚すると、
また人と比べて落ち込むパターンだ…
と、さらにどん底へ…。

という流れを繰り返してきました。


社会人になってからはほぼ
1人で暮らしていたので、
自分が真面目であることはデフォルメで
日常的に受け止めていた…というか、
放置してきた部分がありました。

ただ彼と暮らすようになって
自分と違う考え方ができる人が
1番身近にいるようになり、
自分の弱さとして浮き彫りになってしまったような
感覚があります。

彼は彼、私は私。
家族だけど、他人。

頭では分かっていたつもりでしたが、
私の場合、相手への不満…というよりも
自分が当たり前として捉えてきた自分自身の
肩身が狭くなっているような感覚。
日陰に追いやられているような感覚。
そんな感じなんです。
(抽象的な表現ばかりですみません…)

彼は私のことを否定したことはありません。
ただ私には彼が眩しく見えてしまうんです。
こうありたい自分が目の前にいて、
羨ましくて、
自分も何かしなくては…と
勝手に考えています。


ただ、自分が自分を見直すきっかけにもなっていることも確かです。

彼と彼の違う部分ってなんだろう?
好きなこと、ほっとする瞬間、
癒される時間、うきうきすること、
仕事との向き合い方、人から言われたことの捉え方…
改めて感じ取ろうとしています。

私の場合、2人でいると、
彼のペースに自然と合わせようとしてしまう
習性があるようで、
一人暮らしを始めた頃の日記を引っ張り出して読んだり
、休日もあえて1人で出かけてみたりしました。

そうしていると、
人からどう評価されようと、
私は私自身を褒めてあげたい部分もあるんだよなぁということが
最近じわーーーっと、それはもうゆーっくりですが笑
分かってきたと言うか、

「彼はこう言ってるけど、それは私には向いてないのかも。さて、どうしようかね。」と、捉えられることが増えてきたように感じます。

そして何より、
彼は悩んで落ち込む私を見てくれています。
その上で彼ができることを考えてくれているように
感じています。(それがはまっているかは別として…)

ただ、私自身が自分を認められなくて、
自分のことを恥ずかしいと思ってしまうことが
問題なのでは…と考えるようになりました。

できればですが、
私も彼に何か新しい風を吹かせられる人でありたい
と思っています。

そのためには、
1人の時にはなんとなく捉えていた自分自身を
敢えて感じ取る努力をすること、

そして、自分の嫌いな部分を恥ずかしがらずに、

「はい、そうです。私はこれが苦手です。
でもこれからも生きていきますよ!!
何か文句ありますか?」

くらいの堂々たる姿勢でいられるくらい
自分を認めてあげられたらな、と思っています。


ゆっくり、じっくりですが、
私が自分自身を受け止める場として、

このnoteを利用させてもらおうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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