ヴィ―ガン・ローフードへのこだわり…見直しの時期かも?
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本日はこの記事について。
ヴィーガン・ローフードのインフルエンサー、ザンナ・ダール氏が餓死
ヴィ―ガンという言葉を耳にするようになって幾分か経ち、多様な考え方のひとつとして受け入れられるようになってきましたよね。
そんななか、先日ショッキングなニュースが…。
39歳の女性インフルエンサーが、10年の完全ローヴィーガン食(菜食主義のなかでも生食を推奨する)を続けた後、餓死したと伝えられました。
ニューヨーク・ポスト紙によると、ロシア国籍の彼女はソーシャルメディアアカウントで頻繁に生の食品を宣伝していたと言います。
ヒマワリの種やフルーツスムージーを中心とし、完全菜食の生活を続けてきた女性は、直近6年は水も飲まなかったそう。
なんとも心が痛むニュースですが、食・栄養のプロを担う管理栄養士として「バランスよく摂取する」ことの大切さを改めて考えさせられました。
ヴィ―ガンに不足しがちな栄養素とは?
「動物性食品を食べない=ヘルシー」ではありません。
動物性食品は栄養価の高い食品でもありますので、完全に排除することで不足してしまう栄養素があるのです。
健康的にヴィーガン(ビーガン)の食事を続けていくには、不足しやすい栄養素を知り、積極的に補う必要があります。
・たんぱく質
・ビタミンD
・ビタミンB12
・鉄
・不飽和脂肪酸(DHA/EPA)
・カルシウム
・亜鉛
上記の栄養素をしっかり必要量摂取できるよう、意識したうえでヴィ―ガンというライフスタイルを維持していきましょう。