『運動は努力目標ではない』
表題の台詞は、私が学んでいる臨床分子栄養医学研究会の講義で、講師の医師が言った言葉です。
続けて「運動は必ずやることなんです。」と言っていました。
これはどんな段階においても、ということだそうです。
どれだけ元気でも、辛くても、その段階でできる運動は必要だということなのです。
確かにそうなんです。
どれだけ食事に気をつけてあれこれサプリメントを摂取していても、全く運動していない人は、お困りごとが解決しにくい傾向があると感じています。
実は運動してもしなくても調子が悪くない人の方が、運動習慣がつきにくいと思います。
私もそうで、運動しようがしまいが元気なので、ついつい優先度が低くなってしまいます。
日頃からウォーキングか筋トレを心がけていますが、1日が始まってしまうと色々な雑事に気を取られ時間を取られで、運動しないで1日があっという間に終わってしまうことがありました。
在宅ワークなもので、もっと確実に毎日運動時間を確保したいと考えました。
通勤で生じる運動量すら確保できないからなんです。
大人が何ものにも邪魔されない時間に運動を優先してしてしまおうと考えると、やはり朝になってしまいますね。
私の1日は朝5時から始まってしまうので、今は3時45分に起きて4時から50分〜1時間、全力ウォーキングをしています。(平均就寝時間は20時30分)
大体5kmになります。
毎日朝に全力ウォーキングするようになって1ヶ月以上経過しました。
(ハアハアドキドキする速さです)
この習慣をするようになって、色々と良いことがあります。
1)集中力・処理能力の向上
2)心肺機能の向上
3)下肢筋力増強
4)睡眠の質の向上
5)採血データーの改善
もっと他にもあるのですが、細かいこと言えばキリがないのです。
歩いているうちに朝日が昇ってきますから、視交叉上核もリセットされ、自律神経も整っていると思います。
検査データの件ですが、閉経してからASTとALTが逆転していました。
数値は正常範囲内なんですが、脂肪肝だったと思います。
脂肪肝はグリコーゲンの貯蔵やタンパク合成の障害になるので、出来るだけ早く解決したいものです。
毎朝のウォーキングで数値は正常になりました。
今までは1日のどこかで歩きに行っていましたが、どこか「歩きに行かなきゃ」という思いがあったと思います。
ところが朝ウォーキングに変えてからは、歩きに行きたくて行っている感じになっています。
人が少ない静かな街を歩く爽快感と、その後1日中続く気分のよさ。
毎朝会う元気なご老人達からもらう良いエネルギー。
(バック走していたり、錘を持って歩いていたり)
朝焼けの美しさ。
どうせ歩くなら朝がおすすめ!
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