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ひとつの旅路を終えて

僕のオリンピックが終わって、

一週間が経ちました。 

今になってやっと。 

レースの集中力の反動である無気力がやってきて、

今日は天井のファンを見ながらゆっくり過ごした一日でした。

 

さて、僕のオリンピックは、 


15位と言う。 


メダルを獲得するという目標のもとで、 


あったプランとはかなり乖離した結果となりました。 


レースの時の僕のコンディションは 


パーフェクトで 


レースに向けての 


トレーニングであったり、 コンディショニングはすごくよく、 


チームのスタッフやコーチのお陰で完璧な状態でスタートポジションにつくことができて本当に感謝しています。 


レースの内容としては、 


自分の描いてたプランとは全く違うよな。 レースの展開で、 


オリンピックに向けたトレーニングの 


組み立て方が少し方向が間違っていたなって気づかされました。


僕の予想を上回るレースの平均スピードはこれまでのトレーニングでは到達できないような負荷の領域で自分はリカバリーすることができなくレースにへばりつくだけで終えてしまいました。 


初めてオリンピックを経験してみて。 


各国が本当に 血眼になって戦う姿を 


僕はすごく感じました。 


リオオリンピックに出場した。 チームの大先輩である。 


窪木一茂選手は 


オリンピックは各国のパッションが集まるすごい熱量のあるところだって言っていて、本当にその通りだなと思いました。 


それに対して僕の初めてのオリンピックはとても悔しく儚く散ってゆきました。


その自転車競技が、 日本チームが成績を出すことなく苦しんでいた最終日にチームの 


同じメンバーである。 


梶原悠未選手が銀メダルをとってくれて本当に嬉しかったです。 


梶原悠未ことカジポンはオリンピックまでの時間の間ずっとトレーニングを共にしていて 


毎日のトレーニングを自らをすごく追い込む姿には、 


本当にオリンピックの目標に向けて命を削っている姿を身近に感じました。 


カジの公言してそれをしっかりと行動で示す姿。


レースを最後まで諦めない精神力、本当に素晴らしいものを見せてもらいました。 


カジポンおめでとう✌ 





ということで今日は部屋の断捨離行いました。 


時間が経つにつれて、僕は荷物が 


多くなってきたなと思い始めました。

減らすことによって 部屋がすっきりしてそして自分もなぜか軽くなってすっきりするような気がしました 。


ここ3年間ずっと壁に貼ってあった。 


裾野小学校と所属先であるブリヂストン社員さんからオリンピックへの向けての寄せ書きを外しました。 


外すときに読んでみると、本当に一つ一つの言葉が心にしみて、 

僕はオリンピックに挑戦できたことに本当に幸せだと思います。 


新しく壁に貼ったのは、 


自転車のポスターで 


この言葉が多くはちょっと好きなかもしれません。 

Life is like riding bicycle

人生は自転車に乗ってるようなもので、 

To keep your balance you must keep moving.

バランスをとり続けなければいけないし、動き続けなければいけない。 



その言葉が今の僕に刺さってきます 


来週末からは、久々に競輪を走らさせてもらいます。 


これまでオリンピックに向けて戦ってきたライバルとは違う世界で、 


また挑戦します。 


競輪という異なるカルチャーの下で走ると気づくことがとてもあって毎回。 

心に何かを響きながらレースを終えます。 


海外にはない日本という競輪のシステムを走るってことに。 


感謝しながら来週末の 富山競輪 


全力を尽くして頑張っていきたいと思います。


そしてもう3年後に迫った 


パリのオリンピックに向けて、 どうすれば 


ガチでメダルを取ることができるのか、逆算しながら、 


人生進んで行きたいなと思っています。 


本当に沢山のオリンピックの応援ありがとうございました。 


母国開催であったオリンピックを走れたことには本当に。 幸せで皆様の応援があったからだと思います。 


これからも僕の旅はまだまだ続きます。 


そして皆様の旅もまだまだ続きます。 


どこかでその旅が交わるように僕も全力で。 努力していきたいと思いますのでどこかで皆様とお会いできる日を楽しみに 


自転車を漕いでいます。 また会いましょう。 


Eiya Hashimoto

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