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#01情報発信する人としない人の何がちがうのか

◆ブログ発信がもたらしてくれたもの

2019年2月、長年勤めた会社を脱サラしました。理由はアメブロを活用してビジネスを始めたからです。脱サラ3か月前からサービスを提供していたので、退職後はビジネスだけに集中して活動でき、あっさりとサラリーマン時代の収入の何倍もを稼ぐことができました。それはひとえにアメブロ読者さんのおかげだと、いつも感謝をしています。私は文章を発信したおかげで経済的にも豊かになり自由なライフスタイルを手にいれました。

◆誰もが情報発信することができる時代に

今では多くの人が当たり前のようにスマートフォンを使ってFacebookのメッセンジャー、LINE、SMS、メールなどメッセージ機能を使っています。文章を使って意思の疎通を図っています。当然通話もできますが、ほとんどがテキストで相手とのコミュニケーションをとっています。また、ググったり、タグったりの「文字検索」は今や普通になりました。昔は、道に迷ったら周りにいる親切そうな人に聞くことが得策でしたが、Googleマップを使ってナビゲーションしてもらうのが最も早くて正確です。
困ったことがあれば「直接知ってる人から教えてもらう」という尋ねる時代から、スマホ一つあれば、いくらでもコミニケションや情報収集ができる時代になりました。ということは、誰もが世間に向けて情報を発信することができるようになったのです。発信媒体もワードプレスやnoteなどのブログ、メルマガのような文字媒体やInstagramやPinterestのように画像中心のもの。Facebookのように実名のSNS。YouTubeのような動画。Twitterのように短文や動画の投稿。Voicyのような音声配信メディア、最近突然に沸いたClubhoseの音声SNS。などなど選択肢はどんどん増えています。私は、これらのほとんどを使って情報発信をしたことがありますが、まだまだ活用している人が圧倒的に少ないと思っています。

◆情報をただひたすら受け取るだけ

私が働いていたのはとても小さな会社で、情報発信をしている人は誰もいませんでした。「おもしろいブログがある。」という話は聞いても「私もやってみたい。」という人は一人もいませんでした。私には3人の子供がいますが、誰も情報発信をしていませんし、普段交流のある知人の多くが情報を受けとるだけの人達です。いったい情報発信をしている人の割合っていったいどれくらいなんでしょうか。そういった統計を見たことはないですが、私の肌感覚ですと日本では人口の1%もいないのではないかと思っています。FacebookやInstagram、アメブロなどアカウントを持っている人はとても多いです。アメブロは6,000万人、8,000万人のユーザーがいると聞いたことがあります。でも、読むだけ、見るだけ、作っただけの人の割合も高いと予測しています。インターネットが普及しても情報をただひたすら受け取るだけの人が圧倒的に多いということです。これは実にもったいないと思います。
情報発信がもたらす恩恵は受け取る側ではなく与える側にあるからです。

◆情報を判断する力

コロナショックが起きた時に、スーパーの陳列棚から乾燥パスタがすっぽりとなくなったとYahooニュースで知って、そんなアホなと驚きました。コロナによって食品の生産、流通がストップするのでパスタが輸入されないかも、という「パニック消費」ともいえる現象がおきました。仮にそうだとしても、パスタがなければどれだけ困るの?主食が米の日本人でしょうにとあきれたものです。わが家はストックを置かないので、普通にトイレットペーパーが無くなってきたため、スーパーに買いに行くと品切れしていてとても焦りました。
これはテレビなどのメディアによって「買いだめ」が報じられたために、その情報に煽られた人たちが買い占めに走ったということでした。あまりに情報が溢れていると、何を信じていいのか分からなくなる。この一連の騒ぎで、情報を取捨選択する能力は、自分の発信力に比例するのではないかと感じました。

◆発信することで養われたもの

たとえ個人が書いた文章であっても、マスメディアと同じように情報発信です。

・誰に
・どんなことを
・どんな内容で

書いていくのかを自分で判断しなければなりません。最初は「こんな私が発信していいんだろうか」と誰だって怖さを感じるものです。「この内容で合っているんだろうか?」という間違ったことをブログに書いたら、笑われるとう恐怖。「このお店はすごくいい!から紹介したいけれど、大丈夫かな」という不安。「めちゃくちゃ楽しい旅行だった」って、自慢げかな。など、ネガティブな想像は数えあげたらキリがありません。ですがすべて、自分の価値基準、判断基準が文章になっていくのです。
文章を書くことは筋トレと同じです。毎日、毎日文章を書いていると書く力はついてきます。それと同時に自分の意見を持つようになるとです。自分の意思や判断に基づき、責任を持って行動すること。自分の考えによってとるべき行動を選択するだけでなく、自らの行動がもたらす結果にも責任を負うことができる「主体性」が育つということです。
発信力がつくと他人に流されることなく自分軸で生きていくことができます。発信の先にあるのは自分自身が成長するということです。その成長がビジネスに繋がったり、自分らしさに繋がって人生を豊かに生きることができるようになります。

◆まとめ

情報発信をする人としない人の何が違うのかというと、発信者になれば人生における可能性が広がるということ。受け取るだけの人は情報社会では「傍観者」になっています。それでは勿体ないと思うのです。人生100年の時代、いつからだって始めることができます。ひとりでも多くの人が情報発信をして、自分の人生を主体的に創造してほしいと願っています。


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