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【Wine ワイン】Hoya de Cadenas Cava Brut Nature NV オヤ・デ・カデナス・カバ・ブルット・ナトゥーレ NV

【Wine ワイン】Hoya de Cadenas Cava Brut Nature NV オヤ・デ・カデナス・カバ・ブルット・ナトゥーレ NV

スペイン、バレンシアの極辛口スパークリング・ワイン (ノン・ドザージュ)
オレンジのようなフレッシュな柑橘系のフレーバーが心地よいデイリー・ワイン

https://a.r10.to/hzAdIV

Producer (生産者)
Vicente Gandía
ビセンテ・ガンディア

Country / Region (生産国 / 地域)
Requena / Valencia / Spain
レケーナ / バレンシア / スペイン

Variety (葡萄品種)
Macabeo 100%

Pairing (ペアリング)
Paella Valenciana (鶏肉、ウサギ肉、ガラフォン豆、モロッコいんげん、トマト、カタツムリやアーティチョークのパエリア)
Paclla エリャ(鶏肉、ウサギ肉、カタツムリ、トマトやパプリカなどの野菜を入れて、サフランで色付け、炊き込んだ米料理)
Zarzuela サルスエラ (魚介類の煮込み)
Escalivada エスカリバーダ ( 焼き野菜)

■Vicente Gandía ビセンテ・ガンディア
レケーナでのワイン造りは2000年以上前、紀元前7世紀のイベリア時代のブドウ栽培とワイン消費文化に端を発します。レケーナ地区はバレンシア州内にあり、標高700メートルから最高900メートルに位置し、大陸性の特色を帯びた地中海性気候です。長く厳しい冬は時に零下15度になることもあり、夏は短く乾燥し夜は冷涼になります。ビセンテ・ガンディアはこの季候や地形を活かしたワイン造りを1885年以来守り続け、広大な畑から毎年品質が高ぐリーズナブルな価格のワインをお届けしていることで信続されています。


■Cava カバD.O.

Cavaは二次発酵を瓶内で行う製法により生産されるスパークリングワインのD.O.で、この名前はカタルーニャ語の「洞窟」を意味している。
カタルーニャ州へローナ県、バルセロナ県、 タラゴナ県、レリダ県、アラゴン州サラゴサ県、ナバーラ州、ラリオハ州、バスク州アラバ県、エクストレマドゥーラ州バダホス県、バレンシア州、の異なる産地がカバD.O.に認められ、ひとつに限定されていないのが特徴(またカスティーリャ·イ·レオン州ブルゴス県にある生産者など、 D.O.認定公布以前から生産開始の一部生産者が例外として認められている)。しかし、生産量の95%はカタルーニャ州に集中している。なかでも同州のバルセロナ県サン·サドゥルニ·デ·ノヤでその85%が生産される。

■ワイン生産量
カバD.O.に登録される総栽培面積は33,903ha、総生産量は2億4,515755,988本

■主要ブドウ品種

[白ブドウ]
Macabeo マカベオ、 Xarello チャレッロ、 Parellada バレリャーダ (いずれも白ブドウ)
そのほかの認定品種に、白ブドウのシャルドネとマルバシア・リオハーナ(スビラット・パレント)、黒ブドウのガルナッチャ・ティンタ、モナストレル、トレパットとピノ・ノワールがある。
主要3品種から造られるワインのブレンドのカバが多いが、近年ミネラルさとフレッシュさのあるチャレッロ100%のグラン・レゼルバ・クラスのカバが増えてきた。マカベオはフルーティな味とさわやかさを、 パレリャーダは花のような香りを、チャレッロは酸味をもたらすとされる。ロゼのカバは黒ブドウ品種のワインのプレンドまたは単一品種から造られる。
トレパットはロゼのカバの生産のみに使用が認められている。外来品種のシャルドネとピノ・ノワールも認められ、また2008年からピノ·ノワール100%から、ブラン·ド·ノワールのカバを造ることが認められた。

■熟成表示

Reserva レセルバ
瓶詰めから澱抜きまでの瓶貯蔵·熟成期間は15カ月以上。

Gran Reserva グラン・レセルバ
瓶詰めから澱抜きまでの瓶貯蔵·熟成期間が30カ月以上。瓶詰から出荷までボトル替えは禁じられている。
新たなカテゴリーとして、 単一畑のカバの呼称としてCava de Paraje Calificado カバ・デ・パラヘ・カリフィカードがカバ原産地呼称委員会によって2016年6月に認められた。カバDO認定地域内の、単一畑とは限らないが、限定されたエリアの同じ土壌や環境を包括する複数の区画の集合体も含む。樹齢最低10年以上。1haあたりの最大収穫量は8.000kg、 収量最は48hl。収穫は手摘み、圧搾の最大搾汁率は60%。自社醸造。瓶貯蔵熟成期間は最低36カ月。単一収穫年のヴィンテージカバのみなどの厳格な規定がある。
2017年7月にカバDO委員会は、 2016年に認められたカバ・デ・パラヘ・カリフィカードのカテゴリーとして初となる、9社12の畑名表示のカバを発表した。これらのカバにはカバ・デ・パラヘ・カリフィカードの表示が認められる。

[タイプ]
ブルット・ナトゥーレ
エクスト・·ブルット
ブルット
エクストラ・セコ
セコ
セミ・セコ
ドゥルセ
なお、レセルバとグラン・レセルバ、カバ・デ・パラヘ・カリフィカードの表示が許されるのは、ブルットナトゥーレ、エクストラ・ブルット、ブルットのタイプに限られる。


■Valencia バレンシア州

■プロフィール
東は地中海に面し、北はカタルーニャとアラゴン、西はカスティーリャラマンチャ、南はムルシアの各州に接する。州都はパレンシア。

■歴史
フェニキア、ギリシャ、ローマ帝国の植民地時代にブドウ栽培とワイン造りが伝わった。中世にアラゴン連合王国に組み入れられ、地中海帝国の中で繁栄した歴史をもち、19世紀にはオレンジや来などの農作物とともにワイン生産が盛んとなり、プドウ畑面積も拡大した。

■文化
イスラムに支配されていた時代の名残としてムデハル様式の建物が残るが、バレンシアの町には近年モダン建築の美術館や博物館が多く建てられた。バレンシア語はカタルーニャ語の一方言とされ、州の公用語。

■経済
数多くの漁港があり、漁業が盛ん。オレンジやレモンのかんきつ類、アーモンド、米などの農業、そしてコスタブランカの美しく長い海岸地帯を中心に北ヨーロッパなどから大勢の観光客を集めるなど観光業も盛ん。

■気候風土
地中海に面した平野部から内陸のイベリア山系につながる山地、と地形はさまざまで、地中海性気候から内陸に行くと大陸性気候になる。夏は暑く乾燥し、冬の寒さはさほど厳しくなく、年間降水量は地域によって600から1,000mm。

■ワイン生産量
3つのD.O.と2つのV.P.がある。D.O.P。に登録される総栽培面積は56,805ha、総生産量は720.242hl。

■主要ブドウ品種

[白ブドウ]

Moscatel de Alejandria モスカテル・デ・アレハンドリア、
Airén アイレン
Macabeo マカベ。

[黒ブドウ]
Bobal ボバル
Monastrell モナストレル
Tempranillo テンプラニーリョ

■地方料理と食材
Paclla エリャ(鶏肉、ウサギ肉、カタツムリ、トマトやパプリカなどの野菜を入れて、サフランで色付け、炊き込んだ米料理)
Turron (アラブ由来のアーモンド菓子)

主要なD.O.ワイン

Valencia バレンシア
バレンシアの町周辺から内陸まで、4つのサブゾーンに分かれている。メルセゲラとマルバシアから辛口の白ワイン、地中海岸に近い地域で多く栽培されるモスカテル・デ・アレハンドリアからは甘口ワイン、モナストレルとガルナッチャからは赤ワイン、またカベルネ・ソーヴィニヨンなど外来品種も導入され、近年洗練度が高まってきた。手ごろな価格帯のワインが主。

Alicante アリカンテ
地中海に突き出した岬の、標高のある丘陵地のマリナ・アルタと州南部にあるアリカンテの町から内陸に至るふたつのサブゾーンがある。気候は地中海性で、夏は暑いが、冬は穏やか。内陸地域はメセタに近いため大陸性気候の影響もある。年間降水量は300〜500mm。土壌は石灰質で有機物の含有量が少なく、ミネラル分が多い。ブドウ品種は在来品種が多く、白では、マカベオ、メルセゲラ、モスカテル・デ・アレハンドリア、プランタ・フィナ、ベルディル、黒ではモナストレル、ガルナッチャ・ティンタ、ガルナッチャ・ティントレラ、テンプラニーリョ、ボバルがあり、他に外来品種もある。マリナ・アルタ地域はモスカテル・デ・アレハンドリアから造られる酒精強化ワインが有名。またモナストレルで造るフォンディリョンという、樽で10年以上熟成した、独特の酸化熟成タイプのワインもある。

Utiel-Requena ウティエル・レケーナ
バレンシアの町から内陸に70km、標高698〜900mの地域。地中海性気候だが大陸性気候の影響がある。栽培されるブドウの約95%が黒ブドウで、なかでもボバルが約80%を占める。テンプラニーリョ、ガルナッチャ・ティンタやガルナッチャ・ティントレラもある。白ブドウは全体の6%に及ばないが、地元品種のプランタ・ノバ(コマ)、マカベオ、メルセゲラがある。またフランス系品種も栽培され、各種ブレンド・タイプのモダンなワインが造られるようになってきた。レケーナはD.O.、カバの生産認定地域でもある。イベロ人(ローマ支配以前のイベリア半島の先住民)の時代からワイン生産が行われていた歴史があり、スペインで最初の醸造学校が設立されるなど、ワイン生産が主要産業となっている。

Los Balagueses ロス・バラザセスV.P.レケーナのボデガ・ベガファルロが所有する18haの畑。

EI Terrerazo エル・テレラソV.P.ウティエルのボデガ・ムスティギロが所有する63haの畑。ボバルの単一品種の赤ワインのみを生産。

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参考資料 日本ソムリエ協会教本、隔月刊誌Sommelier

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