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【Wine ワイン】Casa Benasal Blanco 2019


スペイン・バレンシアで現当主カルロスの祖父がドイツの友人からGewürztraminerを譲り受け、母が作った黄金のワインが始まり。

マスカットもブレンドしアロマティックな一品に仕上がっています。

https://a.r10.to/hlePuI

Producer (生産者)
Pago Casa Gran

Country / Region (生産国 / 地域)
Valencia / Spain
バレンシア / スペイン

Variety (葡萄品種)
Gewülztraminer, Moscatel

Pairing (ペアリング)
Paella Valenciana (鶏肉、ウサギ肉、ガラフォン豆、モロッコいんげん、トマト、パプリカ、カタツムリやアーティチョークのサフラン・パエリア)
Paella パエリャ(鶏肉、ウサギ肉、カタツムリ、トマトやパプリカなどの野菜を入れて、サフランで色付け、炊き込んだ米料理)
Zarzuela サルスエラ (魚介類の煮込み)
Escalivada エスカリバーダ ( 焼き野菜)


Noteに作り手や生産地バレンシア概要など詳しく載せてます。
https://note.com/eito88888888

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■Valencia バレンシア州

■プロフィール
東は地中海に面し、北はカタルーニャとアラゴン、西はカスティーリャラマンチャ、南はムルシアの各州に接する。州都はバレンシア。

■歴史
フェニキア、ギリシャ、ローマ帝国の植民地時代にブドウ栽培とワイン造りが伝わった。中世にアラゴン連合王国に組み入れられ、地中海帝国の中で繁栄した歴史をもち、19世紀にはオレンジや来などの農作物とともにワイン生産が盛んとなり、プドウ畑面積も拡大した。

■文化
イスラムに支配されていた時代の名残としてムデハル様式の建物が残るが、バレンシアの町には近年モダン建築の美術館や博物館が多く建てられた。バレンシア語はカタルーニャ語の一方言とされ、州の公用語。

■経済
数多くの漁港があり、漁業が盛ん。オレンジやレモンのかんきつ類、アーモンド、米などの農業、そしてコスタブランカの美しく長い海岸地帯を中心に北ヨーロッパなどから大勢の観光客を集めるなど観光業も盛ん。

■気候風土
地中海に面した平野部から内陸のイベリア山系につながる山地、と地形はさまざまで、地中海性気候から内陸に行くと大陸性気候になる。夏は暑く乾燥し、冬の寒さはさほど厳しくなく、年間降水量は地域によって600から1,000mm。

■ワイン生産量
3つのD.O.と2つのV.P.がある。D.O.P。に登録される総栽培面積は56,805ha、総生産量は720.242hl。

■主要ブドウ品種

[白ブドウ]

Moscatel de Alejandria モスカテル・デ・アレハンドリア、
Airén アイレン
Macabeo マカベオ

[黒ブドウ]
Bobal ボバル
Monastrell モナストレル
Tempranillo テンプラニーリョ

■地方料理と食材
Paclla エリャ(鶏肉、ウサギ肉、カタツムリ、トマトやパプリカなどの野菜を入れて、サフランで色付け、炊き込んだ米料理)
Turron (アラブ由来のアーモンド菓子)

主要なD.O.ワイン

Valencia バレンシア
バレンシアの町周辺から内陸まで、4つのサブゾーンに分かれている。メルセゲラとマルバシアから辛口の白ワイン、地中海岸に近い地域で多く栽培されるモスカテル・デ・アレハンドリアからは甘口ワイン、モナストレルとガルナッチャからは赤ワイン、またカベルネ・ソーヴィニヨンなど外来品種も導入され、近年洗練度が高まってきた。手ごろな価格帯のワインが主。

Alicante アリカンテ
地中海に突き出した岬の、標高のある丘陵地のマリナ・アルタと州南部にあるアリカンテの町から内陸に至るふたつのサブゾーンがある。気候は地中海性で、夏は暑いが、冬は穏やか。内陸地域はメセタに近いため大陸性気候の影響もある。年間降水量は300〜500mm。土壌は石灰質で有機物の含有量が少なく、ミネラル分が多い。ブドウ品種は在来品種が多く、白では、マカベオ、メルセゲラ、モスカテル・デ・アレハンドリア、プランタ・フィナ、ベルディル、黒ではモナストレル、ガルナッチャ・ティンタ、ガルナッチャ・ティントレラ、テンプラニーリョ、ボバルがあり、他に外来品種もある。マリナ・アルタ地域はモスカテル・デ・アレハンドリアから造られる酒精強化ワインが有名。またモナストレルで造るフォンディリョンという、樽で10年以上熟成した、独特の酸化熟成タイプのワインもある。

Utiel-Requena ウティエル・レケーナ
バレンシアの町から内陸に70km、標高698〜900mの地域。地中海性気候だが大陸性気候の影響がある。栽培されるブドウの約95%が黒ブドウで、なかでもボバルが約80%を占める。テンプラニーリョ、ガルナッチャ・ティンタやガルナッチャ・ティントレラもある。白ブドウは全体の6%に及ばないが、地元品種のプランタ・ノバ(コマ)、マカベオ、メルセゲラがある。またフランス系品種も栽培され、各種ブレンド・タイプのモダンなワインが造られるようになってきた。レケーナはD.O.、カバの生産認定地域でもある。イベロ人(ローマ支配以前のイベリア半島の先住民)の時代からワイン生産が行われていた歴史があり、スペインで最初の醸造学校が設立されるなど、ワイン生産が主要産業となっている。

Los Balagueses ロス・バラザセスV.P.レケーナのボデガ・ベガファルロが所有する18haの畑。

EI Terrerazo エル・テレラソV.P.ウティエルのボデガ・ムスティギロが所有する63haの畑。ボバルの単一品種の赤ワインのみを生産。

参考資料 日本ソムリエ協会教本、隔月刊誌Sommelier

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