詩4

今じっとはしてられない
蓋をしていた湯が沸けた
弱火に落としたまま消さない日
見えない上からでは足元に
この狭い六畳の部屋から
飛んでいく場所選ばない言霊
じゃれ合いもしてきたころのまま
キツく締めるベルト俺たち97

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