移住してからの住まいをどうするか?
これも大きなアジェンダだ。答えは一つではなく、
①別荘との二拠点生活をしてから決める
②建売や中古の物件を買って、とりあえず住む
③土地を購入し、新築を建ててから住む
④まずは賃貸から始める
僕たちは土地勘もないし、軽井沢の四季がどのようなものなのか、自然の中で暮らすという現実を経験せねば、との結論から、軽井沢駅近くの賃貸戸建て物件を契約した。いつか土地探し、家探しの回で書こうと思うが、そもそも軽井沢で賃貸戸建てやマンションを探すのは至難の業。なぜかというと需要がないから。
物件情報が無さすぎるよ問題
これはネガティブな意味ではなく、東京の基準で考えるとストレスに感じるだけで、地元ではこれで経済がそこそこ廻っている(のだろう)。IT企業に勤める身としては、ネットに情報が無い=物件が無い、と結論づけてしまう。やっと見つけたと思った物件を問い合わせると、「更新していませんでしたが、成約済です」など、あるあるなのだ。これは移住してから学んだことだが、そもそも都会を離れるとアナログ社会が主流で、最新の情報は口コミで廻ってくることも多い(軽井沢の土地を契約した不動産屋さんからは、定期的に未公開の新規情報が届いて、「興味ある人いたら教えてあげてください」と言われる)。
地元の営業がゆる過ぎるよ問題
これも東京から来た僕たちが前のめりすぎただけ、ということなんだけど、物件を案内してくれた後に、音沙汰がなくなる。きっと、興味があったら連絡してくるだろう、ということなのかもしれないが、しばらくしてから「他にも物件出てきたら教えてください」と書くと、「そういえばこの前の物件はいかがでしたでしょうか?」と思い出したように返信が来る。いや、きっと、本当に思い出してくれたんだと思う。土地探しのフェーズでこの10倍実感したので、また今度書きます(笑)。
契約した物件も色々ありすぎだよ問題
僕たちは、軽井沢アウトレット近くの賃貸戸建てをタイミングよく見つけて契約した。色々と廻ったけど、優秀な不動産屋さんに出会えたので、興味ある方は連絡くだされば教えます(そこで成約された方を結構知っており)。僕らが入居した戸建ては築15年の120平米。軽井沢駅まで車で2分だし、英国風の家で前回のポストでも書いたけど、渋谷区時代の1/3の居住費なので文句はないのだが、住み始めると管理会社もびっくりするようなインシデントの連続。浴槽の止水栓が破損、洗面所が水漏れ、インターフォンのカメラが映らない、温水暖房ボイラーの故障、玄関横の樹木が腐食していて倒れそうとか。一番びっくりしたのが(これは建物+地理的な問題だけど)、湿気問題。これについては、いつかまた書きます。
色々と課題はあったけど、結論から言うと、僕たちは賃貸から移住をスタートして正解でした。
土地の購入やハウスメーカー選定については、また書きます。