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もしもし、2007年4月13日の僕?

以下、当時の日記
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タイトル:Fuck'n heavy stress



金曜日に五コマはねぇなぁ、やっぱり。

一つ休講あったけど、それでもよー疲れた。

でも、ちゃんと帰って復習やったな。

休講のときも勉強したもんな。

大丈夫、いけてるよ。英晶さん。



勉強でストレス発散が、一年かけてやっとできるようになった。

苦しいことを頑張ってやった、そんな自己満足。

それでも、心はちょっと救われる。

その中にちょっと面白いことがあるんだから、それでいいじゃないか。

やめたくなったら、やめればいいじゃないか。



今しがた母から宅急便。

アンパンゲット。GJ母者。明日の朝ごはんだ。



明日はクーポンもってロッテリア。



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日記はここまで。

やめてくれ そのタイトルは イタすぎる。

やぁ、2022年12月2日の僕です。
黒歴史を直感的に感じるタイトルがでてきましたね。
おじさんほんとにとてもみてられないですが、お返事書きますね。
ありましたね、バイパス沿いのロッテリア。
君の思い出補正による印象悪くないお店、ロッテリア。
本屋さんと同じ敷地内にあるのも、思い出と似ていて当時のお気に入りスポットだったように思います。
すっかりロッテリアに縁遠くなっていましたが、また行きたくなりました。

他の薬学部と比較したとき、うちの大学のカリキュラムがみっちみちみちでびっくりしたのを覚えています。
9:00-18:10まで座学で話聞くとかほんとね、よくやったと思います。
このとき「大学の勉強」というものを受け入れようと必死だったのがよくわかります。
ちなみに、今でもそれはあまり受け入れられていません。
勉強によるストレス発散は、復学後の僕を救った概念の一つだと思っています。
しかし、今の君はいわゆる「努力そのものを報酬とする自己満足型」をとっていると思いますが、結果的にそれは君ととても相性が悪いものでした。
君の属性は「怠惰」が多くを占めるのです。
はっきり言っちゃってごめんね。
君はできることなら色んなことをやりたくない、一人でぼんやり何の役にも立たないことをやって社会のすみっこですごしたい、そんな人なのです。
はっきり言っちゃってごめんね。
でも、そうなのです。
そのことにちゃんと気がつくことができたという意味で、休学は大きなターニングポイントでした。
やめたくなって本当にやめるあたり、まさに怠惰なのです。
なので、今の君のやり方が長続きしないのは、必然でした。
運転しようとする車の特性を理解していなければ、絶対にうまく運転できないものです。
ちなみに復学後の君が見つけた勉強によるストレス発散は「出題者の根本的な意図からぶったおす形で問題を打ち破る」でした。
「お主がこの問題を出題する意図なぞ、我には根本的な背景からお見通しである。滅せよ」と、出題者が指針に沿ってしか出題できないことをいいことに、ばっさばっさと問題を切り倒せる自分になるべく勉強を重ねました。
我ながらものすごい開発だと思いましたし、今でも本当に自分に合っていたと思います。
欠点は、臨床ではあまり役に立たない方法だということです。
卒業後すぐに働き始めた薬剤師として致命的でした。
しかしそこで、もう一つの君の属性である「お人よし」が助けてくれます。
目の前に困った人がいたら、困った状況があったら、君はアホみたいに勉強して、何とかしようとするのです。
救命的でした。
そんなこんなで、なんとかまだ薬剤師として、やっていけています。

今日のところはこれくらいで。
いまでもときどき、母や姉から宅急便が来ます。
娘は不思議と、母姉をとても気に入っています。
そろそろ自分の育児観に煮詰まってきているところもあって、頼り時なのかもしれません。
気がつかせてくれて、ありがとう。
それじゃ、また。

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