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曖昧で正確「英語のそこのところ」第62回

【前書き】

 今回、投稿するエッセイは7年前の2015年2月5日に水戸市の「文化問屋みかど商会」のファクシミリ配信誌に掲載されたものです。時節にそぐわない内容はご容赦ください。
 Native English Speakerと話していると気づくのは、彼らがすごく具体的に話したがるなぁということです。そんな特徴が笑いを誘うこともあります。(著者)

【本文】

 今年は、2015年ですから、Native English Speakerの友人たちとの付き合いも11年ほどになります。それまでは、まったくNative English Speakerの友人なんていなかったんですが、何の因果か英会話スクールに入社して、Native English Speakerを含めたスタッフのマネージメントをやるようになり、その中には気の合うやつもいて、いい友人として今も付き合いがある。

 まぁ、ワールドワイドですからね。イギリス出身で、日本でモデルをやって、今ではオーストラリアで服のデザイナーをやっている女性もいれば、ポルトガル出身で、日本の大学に留学して、ポルトガルに帰って先生をやっている奴もいる。アメリカ出身のやつは、よほど日本が気に入ったのか日本人の女性と結婚して、今も日本にいる。元気に、英会話のレッスンをやっているみたいです。
 そんな気の置けないNative English Speakerの友人たちとたまに呑んだりするんですが、そういう時の決まりごとは、待ち合わせ場所を本屋やデパートにすること。ピンときた方は、Native English Speakerとの付き合いのある方ですね。強く頷いておられるのではないかと思います。
 理由は、必ず遅刻するんです、Native English Speakerってやつぁ。で、それを見越して、時間が潰せる本屋かデパートで待ち合わせる。特に寒いこの時期に屋外で立って待っているって堪りません、凍えてしまう。本屋やデパートならそんな心配はないから、安心して待てます。

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