見出し画像

新型コロナ流行に伴うイベント開催&中止について

新型コロナウィルスの拡大が懸念されてる昨今、各地でイベントの中止が発表になってます。当SUNNY SITE COFFEEも3月は多くのイベント出店の予定がありましたがほとんどのイベントが中止となりました。こういう状況ですのでそれ自体は致し方ないと思っております。主催者側も本当に苦渋の決断だったと思いますし、その思いは支持したいと僕は思っています。そんな中、連日のニュースで見る政府の後手に回ってしまってる感のある対応や対策を見てると憤りさえ感じることもあります。が、しかしコロナウィルスを押さえ込む方法の一つとして2週間の潜伏期間を少しでも拡散しない様にするとするならば、3月頭のこの2週間をおとなしく過ごすというのは一つの案として個人的にはやってみる価値はあるのではないかとも思っています。もちろんその間も経済活動は続くわけですし、人の出入りが無くなるわけでもないです。でもその間に開催される「条件付き」のイベントは苦渋の決断ですが中止や延期をまずは優先すべきと思ってます。「条件付きの」というのがミソで、僕の住む宮城県では「屋内で200人規模のイベントは自粛」という発表がありました。もちろん人間が勝手に決めた条件に沿ってコロナウィルスが拡大してくれるわけでもないので、その条件が意味があるのかどうかわかりませんが、ある一定の条件を持たせるというのも大事かなと思います。主催者側にも「その条件だから中止は仕方ない」と無理やりでも思える「理由」を与えてやらないと悔しい思いをするばかりですし、最悪なのはイベント中止の決断を出来ずにギリギリになってから中止の判断をして出店者側にも実益の被害を与えてしまったり、もはや中止ができるタイミングではないとなって無理やり開催したりとなることです。そうならない為にもやはり決断させる為の一定の条件は必要だと思うんですよね。
一方で「こんな時だから」という事で色々と動き出してるお店や個人の方などが出てきました。僕らも先週末に急遽「小さな販売会」という本当に小さなイベントを開催させて頂きました。来て頂いたお客さんから「時期的にイベントは難しいもんね。でも全く無いというのも寂しいよね」という言葉が聞かれました。大きなイベントの中止は致し方ないと思いますが、こうしてちょっとした小さな催しという物に関しては小さなお店同士が強力し合いながら行っても良いのではと思ったりします。もちろん「こんな時だから」という名目で何でもかんでもやれば良いというわけでもないとも思ってますし、小さいお店同士で力を合わせていたら普通に大きなイベントの規模になってしまったというのも違うと思います。そのあたりは重々注意しながら進行できれば僕はアリなのではと考えます。そして催しじゃない方法もありますしね。
難しい時期ですので色んな意見があると思います。「自己責任で」と言っても今回は自分はともかく人に移してしまっては個人で拡散の責任を取れる話ではありません。「自己責任」が取れない事案の中でどう行動するか、自分自身の頭をフルでよく使って考えて行動していかなければいけないですよね。

余談
僕のTwitterのフォロワーさんには、演劇関係の方が多い。昔演劇のイベントに出店したというのもあるし、某有名作家さんが劇団員を連れて遊びに来てくれたということもあってだ。で、今回のコロナの騒動で、その演劇のイベントが軒並み中止となっている。発表に向かって何ヶ月も練習してきた事がここにきて中止。そしてそれを判断せざるを得ない苦渋の選択を選んだ主催者さんの想いを思うと本当に悔しいだろうと思う。そして同時にその決断をした事にプロ根性(プロじゃ無いかもしれないけど)を見た感じがしていた。飲食などのイベント主催者も同じ様に苦渋の選択を強いられてるのは同じだ。誤解なく言うと、中止の判断をする事がプロという事ではなく、そういう決断をしたという態度にプロを感じたわけだ。もしイベントを中止ではなく開催の決断をする主催者がいるとしたらその方もそう言ったプロ根性を見せたイベントを開催してほしい。それができないのなら今はやめた方が良いと僕は思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?