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気候変動について個人的な考え

スペインで開催したCOP25が幕を閉じましたね。今回もグレタさんがらみのネタは人気で各国のマスコミも本来の環境問題よりもそちらを面白おかしく取り上げる記事も多くありました。まぁグレタさんに関しての個人的な考えは以前の記事にも書いたので今回は置いておいて、主題である環境問題、とくに二酸化炭素排出における気候変動についてどう思っているのかを書きたいと思う。
このnoteを始めたきっかけは、今年の台風19号で甚大な被害を受けている(現在進行形)丸森町の状況を受け、これだけの大雨は以前はなかったよな?と考えた事から、ちょっとその辺どうなってるんだろ?勉強してみようという事から始まった。それに伴い現在移動販売で活動しているSUNNY SITE COFFEEの営業車(SUNNY号)の電力のオフグリット化計画も始めた。
先に言っておくと個人的にはヒステリックに「二酸化炭素排出を抑えるべき!」とか「もっと気候変動の危機感を感じないと!」とは思っていない。むしろどちらかと言えば半疑的な目線でこういった記事を読んでいる。いや半疑的というと語弊がある。本当なの?といった疑問を持ちながら見てると言うのが正解だ(それを半疑的というw)。では何故そう思うのか。それは自分に知識がないからだ。知識がなければ素直に記事の内容を受け入れればいいと思うかもしれないが、それを鵜呑みにできないのは根拠が知りたいから。データやグラフが添付されたりする記事もあるが、どうみても書いてる内容に有利な部分だけを切り取った内容になってるのがみえみえなのだ。ちゃんと公正に客観的に書いた本がないのだろうか?と探したところ、こんな本を見つけた。

人類と気候の10万年史
中川毅 講談社

本当に現在の気温の上昇は異常なのか?過去には何が起きてきたのか?これから何が起こるのか?などの気温変動について公平な目線でデータを元に現実を書いた本になっている。「ファクトフルネス」も面白かったが、この本も今の自分が知りたいことにどストライクな内容となっていた。文章も本当に読みやすく書かれているので頭にすんなりと入ってくる。僕と同じように気温変動などについて知りたい方はまずこの本を読んでみるのも良いのかもしれない。
誤解しないでほしいのは、仮に二酸化炭素が温暖化の原因じゃないにしてもソーラーパネルを使ったエネルギー削減や電源のオフグリット化は無意味というわけではないし、温暖化や気候変動とは別としても、そういった方向というのは大事だという思いはなんら間違っていないと思っている。なので今後もSUNNY号の電力オフグリット化は進行していくつもりだ。

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