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わが家の携帯ゲーム機大戦争

最近、わが家の小4男子のボヤキが止まらない。

最近もっとも流行っていて、自分だけの無人島が作れるソフトや、本物みたいにリアルなサッカーゲームがある携帯ゲーム機が欲しいと。

朝起きてから夜寝るまで、ずっと言っている。

妻とワタシが根負けして、「じゃ、しょうがないから買ってあげるよ」と言うまで続けそうな勢い。

確かに、多くの同級生が楽しんでいて、持っていないとちょっと疎外感を感じてしまうことは理解できる。

欲しいだろうなということも、十分なほど伝わってくる。

ただ、妻もワタシもそれを頑なに拒んでいる。

携帯ゲーム機を買わない理由

わが家が子どもに携帯ゲーム機を買わない理由が3つある。

1つ目は、家族の会話が無くなることが嫌だから。

電車やレストランなどで、子どもが1人だけ携帯ゲーム機にかじりついて、話しかけても返答がない状況を見かけることがあるが、その光景があまり好きではないのが理由。

携帯ゲーム機は、静かに時間をつぶすのに最適なのは十分理解しているが、それだったらその場にいる全員が退屈しない話で盛り上がりたい思う。

それが、携帯ゲーム機を買わない1つ目の理由。

2つ目は、小4長男には、携帯ゲーム機で遊ぶ時間を捻出することは難しいと思うからだ。

・サッカーの練習&試合が週4~5日(周りでは少ない方)
・通塾が週2日(2月から週3日)

その間に学校&塾の日々の宿題。

多忙である。そして、もうすでにかなりの負荷がかかっているだろう。

親としては、そんな彼の体と頭、心の疲れをとるためにも、夜10時には就寝してほしい。

そうした限られた時間の中で、どこに携帯ゲームで遊ぶ時間があるのか?というのが親の言い分。

この状況での時間の捻出は、大人でも難しいだろう。

それが携帯ゲーム機を購入しない2つ目の理由。

最大の理由は姉が許さないから

小4長男に携帯ゲーム機を買わない3つ目の理由が、もっともハードルが高いものであることを、彼はまだ知らない。

その理由とは、ずばり「姉である中3女子の長女が、購入を許さないから」だ。

先ほどの2つの理由により、長女にも、携帯ゲーム機を買い与えていなかった。

小学生だった長女が携帯ゲーム機を欲しがっていたことを、そもそも妻もワタシもまったく知らなかったのだが、長女曰く、「言ってもどうせ買ってくれないから」ということだったらしい。

親のことをよく見ている。

そうしたこともあり、長女は、長男への携帯ゲーム機の購入には、絶対反対の立場である。

毎日長男からせがまれるので、妻もワタシも、実は根負けしそうになっていたのだが、長女は頑なにOKを出さない。

おそらく、彼女はあと3年はOKしないだろう。

それが携帯ゲーム機を購入しない3つ目の理由。

ボヤキの日々は続いていく

長男がボヤキ始めたころは、すぐに言わなくなるだろうと高をくくっていたが、どうやら本気のようだ。日々エスカレートしている。

一方長女もかなり頑な。

この感じを見ると、どうやらこの緊張状態は、しばらく続きそうである。それに比例して、長男のボヤキも続きそうだ。

早いところ折衷案を見出し、この状況を打破しなければと心に誓う、今日この頃である。



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