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新聞紙は優れている

ペーパーレス化し
何でもかんでも
SDGSに向かう現代だが
改めて
新聞紙を見直している

新聞紙は寧ろ
環境に悪いという風潮があるのだろうが
情報を得るには
新聞紙は
かなり優秀な媒体であると思う

新聞社の関係者でもなんでもないのだが
ずっとやめていた新聞を
最近また取り始めた

指に触れワシャワシャと
音を立てる紙
印刷の臭いと紙の臭いが混ざった
活字たち
大きな紙面は
タイトルだけサッと流し読めるし
じっくり読みたいところは読めばいい

ワッシャワッシャと
紙をめくる行為は
ある程度の身体動作を伴う

新聞紙に向き合う時
呼吸にもある程度の緊張がある

それでいてコーヒー片手に
リラックスしながらも読める

読んでいる途中で
家族の誰かに中断されても
全く自然に耳を傾けることができる

読むのをやめることに
ストレスはない

大きな紙の束には
編集した人と印刷した人と
配送してくれた人の
熱量を感じる

新聞紙が少し濡れて読みにくくなったり
時には紙で指を切ることもある

そんな痛みや失敗も含めて
メディアの向き合い方としては
とても自然な行為なんだと思う

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