感想-葬送のフリーレン- ~エイル日記~

こんにちは。エイルです。

今日は先日購入した「葬送のフリーレン」の感想を書こうと思います。可能な限りネタバレを排除したつもりですが、思いがけずという部分もあるかもしれませんので、その点はご容赦ください。引き返す人もいるかもしれませんのでひとまず大量の改行を挟んでおきます。













それでは本題にうつりましょう。


物語の主人公は魔法使いのエルフであるフリーレン。勇者一行として魔王を討伐した後の話となります。今まで勇者一行として冒険する物語は多々存在していましたが、その後日譚となる話はあまり聞いたことがありません。そういう意味でもこの作品は少し新しい物語なのかな、と思います。


この作品を特徴付ける一つの大きな要素として、フリーレンがエルフである、ということが挙げられるでしょう。この作品においてエルフとは非常に長命の種族です。そのため人間たちとは時間感覚が大きく異なります。それも相まってか時の流れが非常に早いです。次の話に行く時にはだいたい1年飛んでいきます。だからと言って読者は話に置いてけぼりになるかというとそうでもありません。むしろ数日後くらいの感覚でした。実際に物語の中でフリーレン自身もこのような感覚で生活しているのかなと思うと、なんというか感慨深いものがあります。

しかしそれはあくまでフリーレンの感覚であって、その他の人間たちには文字通り数年単位での時間の流れとなります。フリーレン自身も途中で弟子を取ることになるのですが、まさか弟子をとって2話で弟子が「フリーレン様とは付き合いが長い」と言うことになるとは思いませんでした。なんなら「碌なことがない」とまで言われてますが、何やらかしたんですかフリーレン様……


また、この作品で出てくる場所はかつての勇者一行の冒険にまつわる場所ばかりです。それぞれの土地で人々とふれあいつつ、かつての一行での思い出も交えて語られます。巡礼のようであってそうではない、かと行って回想録というわけでもない、すこし不思議な雰囲気を感じました。また各地での人々とのふれあいを通じて、少しずつフリーレン自身にも変化が出ているようです。どんなものかは実際に物語を手にとって読んでみていただければ、と思います。


第1巻では物語はいよいよこれから、というところで終わってしまいました。もう第二巻が出ているようなので、近いうちに続きを買ってこようかな、と思っています。この先、フリーレンたちがどのような旅をするのか、とても楽しみです。


しかしおかしいな、昨日いった本屋では一巻しか積んでなかったんだけどなぁ……なんでだろう……


本日はここまで。それではまた、次回の投稿にて。

この記事が参加している募集

#マンガ感想文

20,127件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?