【ドメーヌ•ルフレーヴ】マコン ヴェルゼ ル モンテ2018
マコンヴェルゼは、何度もノートに登場しているのですが、今回は「Macon-Verze le Monte」を飲んでみました。
気づきました?
“le Monte”が入ってるんです。
これ、なんだろう…?
調べてみると、畑の区画のようで…
マコンヴェルゼの谷に張出したエスコールの小集落の上に位置する、リュー・ディー”le monte”。
南西向きの緩やかな斜面の区画。
とのことなのですが…
また出てきました。
リューディーって…?
地形学あるいは歴史的な特性に由来する土地の小さな区画のこと、だそうです。
一つ調べると、わからないことがまた一つ増えていきますね、、
というわけで、このle monteあけてみました。
外観は、マコンヴェルゼよりもすこーし薄めの黄緑色。
抜栓したコルクからは、甘い香りがただよってきます。
甘い香りが強くて、他の香りはしないほど。
口に含むと、香りの通り甘みがふわっと舌にのって、鼻に抜けていきます。
甘みが強いからなのか、酸味はほとんど感じません。若干ミネラル感も感じるかな?
基本的にルフレーヴのワインはミネラル感が強めなはずなのに、全てのバランスが良くて、何かだけ強く感じさせることがないんです。
だから、すごく飲みやすい。
でも、このlemonteはいつもとバランスが若干違って、喉越しにミネラル感を感じました。
マコンヴェルゼの清楚なお花の香りは強くなく、バナナのような甘い香りが強くきた後、ルフレーヴらしい青リンゴの香りが微かに香ります。
フランスだけど、どことなく南国を彷彿とさせる味。
実はこのlemonteの意味を調べる前に一口だけ飲んでみたんです。
「えー!同じマコンヴェルゼでもこんなに違うの、、甘い…!!」
というのが第一声でした。
南にいけばいくほど、ワインは甘くなるんですよね。(ざっくりですが)
だから、ワインって本当にすごい。。
こんなに顕著にわかりやすく、地方やブドウが味に現れるんだもの。
ちなみにこのマコンヴェルゼlemonte、甘すぎて普段飲むには微妙かなーと思っていたのですが、塩気のあるお料理に合う!
その日は、白だしベースで白菜と豚肉のミルフィーユ鍋にしたのですが、なんとびっくり。
ワインと合わせてみると、ワインが飲みやすくなってる。
甘みが抑えられて、全体的にバランスが良くなったんです。
口当たりも滑らかで、強く感じたミネラル感はどこにいったのやら。
あれ、これ本当に同じワイン…?
ってなりました。
甘み以外にの要素が、お料理でくわわったことで他の要素が甘みに追いついた結果、全体のバランスが良くなったんですね。
反対に、デザートに甘いケーキを合わせてみるとこれはダメでした、、
ワインの甘みを、口の中に残るケーキの甘さが超えてしまって、ワインの酸味が引き立てられ。強く感じられるように。
とにかく酸っぱい。
バランスってやっぱり大事ですね、、
なんと、こちらの記事でご紹介いただきました!
嬉しい。。
少しでも、これ飲んでみたいって思ってもらえるようになるのが目標で、美味しいワインに出会えたって言ってもらえるのが1番嬉しいのです。
ありがとうございます♪
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