【マコン・ヴェルゼ 2018】 ドメーヌ・ルフレーヴ
前回の記事では、ドメーヌとシャトーの違いを色々書いていたら肝心のワインの話が書けなくなってしまいました…。
というわけで、今回は大好きなワイン「マコン・ヴェルゼ」について調べてみたいと思います。
ドメーヌはルフレーヴ。
ルフレーヴといえば、白ワイン最高峰の生産者とも言えるほどで、ピュリニィ・モンラッシェ随一の造り手です。
1717年に一族の畑を相続したジョゼフ・ルフレーヴが設立。
現在は、ブリス・ド・ラ・モランディエールが引き継いでいるようです。
ブドウ栽培は、ビオディナミ農法を実践。
ピュリニィ・モンラッシェ村に25haのぶどう畑を所有しており、その中には
【グランクリュ(特級畑)】
モンラッシェ
シュヴァリエ・モンラッシェ
バタール・モンラッシェ
ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ
【プルミエ・クリュ(一級畑)】
ヴィラージュ
があります。これでほぼ70%を占めているのですからすごいですよね。
モンラッシェとシュヴァリエ・モンラッシェを比べると、モンラッシェは二番手になりますが、ルフレーヴはシュヴァリエ・モンラッシェの評価がとても高く「ルフレーヴにモンラッシェは必要ない」とまで言われていたそうです。
後にモンラッシェを造るようになるのですが、毎年1樽しか作られない希少さで、ちょっと値段を調べてみたら160万〜でした。。
そして、2004年、コート・ド・ボーヌの南に位置するマコネ地区に9.33haの畑を取得し、マコン・ヴェルゼが製造スタートとなりました。
高価で入手の難しい、ルフレーヴのラインナップの中で比較的生産量が多く価格も手頃、人気なのが「マコン・ヴェルゼ」だそうです。
「マコンヴェルゼ」は、白ワイン最高峰の造り手が手掛ける、素晴らしいワインです。
家で普段から飲むワインとして、最適なワインですね。
まとめると、
ドメーヌ・ルフレーヴはビオディナミ農法を実践している歴史ある生産者。
ピュリニー・モンラッシェ村にいくつもの畑を所有しており、その70%がグラン・クリュ。
その中でもモンラッシェは160万〜の価格で取引をされるほど素晴らしいワイン。
そんな白ワイン最高峰の製造者が、2004年マコン地区に進出し、製造したのが「マコンヴェルゼ」。ルフレーヴの味を気軽に楽しめるワインとして人気が高い。
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