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カレー×揚げもの×ハイボールのコラボイベントがあった話とレモンピールシロップの作り方

お店の扉を開けた瞬間、独特なスパイスの香りが鼻腔をくすぐり、パチパチパチと肉を揚げる音が聞こえる。

油を使わず、スパイスでじっくりと煮込んだスリランカ風カレーとアチャールなどの副菜が乗ったプレートに、スパイスを漬け込み、カラッと揚げたジューシーなタンドリーチキン。ひと口、ふた口とスパイスの旨みに溺れながら、きゅっと酸味を効いたドリンクでごくごくと喉を潤す。


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先日、9月20日(日)夜にADDA curry/bar で行ったイベントではそんな情景を思いうかべながらドリンクメニューを考えました。

今回は ADDAと流しの揚げ物屋「FRYDAY NIGHT」さん、わたしの限定ドリンクのコラボイベントでしたのでその日限定の、特別感がありつつカレーと揚げものに合う飲みものを提供させていただきました。

当日のメニューはこのような感じ。

・ADDAチキンカレープレート
  タンドリーチキンフライ or  ひよこ豆のファラフェル

ALCOHOL
・自家製レモンピールのハイボール
・新生姜のレモンサワー
・クラフトジン(Siegfried)× 阿波番茶
NON-ALCOHOL
・自家製レモンピールのジンジャーモクテル
・ノンアルコールジン × 阿波番茶


普段、ADDAの夜のバータイムではクラフトジンを中心としたドリンクメニューのラインナップとなっています。

ハイボールやレモンサワーといっても、もう少しひと捻り加えたカクテルにしたいと思い、樽熟成させたジンや焼酎ベースのジンをチョイス。


ハイボールにはこちらのイタリアのクラフトジンを使用しました。

イタリアでヴェルナッチャの醸造を行うワイナリーが造ったジン。白ワインをつくる際に使用した栗の樽でジンを熟成させ、まろやかな味わいが特徴的です。

pigskinジンに自家製のレモンピールを合わせ、初秋らしいハイボールに。

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ジンの原料にもレモンピールやタイムなどのボタニカルが使用されています。

コクのある味わいとさわやかな香りに、すいすいと飲めちゃうカクテルをおつくりしました。


ノンアルコールカクテルは、ハイボールで使用するレモンピールのシロップを使い、ピンクグレープフルーツ、ジンジャーエールを合わせました。

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ほろ苦くてジューシーなモクテルです。

甘すぎず、さっぱりとしてるのでカレーを食べた後にもぴったり。お酒を飲んだ後、シメでこちらを飲んでくださった方もいらっしゃいました。


レモンピールシロップの作り方

「これ本当に美味しくできたんで、このレモンピールも食べてください」

ちょっとお行儀悪いですけど、とフォークを渡しながら思わず言ってしまっていたのが自家製レモンピールシロップ。

こちら最高に美味しくできたので覚え書き。

無農薬のレモンをざっと洗います。(ひとつメイヤーレモンが隠れています)   

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半分にカットし、果汁を搾ります。それなりの量のレモン果汁が出ますが、こちらは白湯に入れて飲んだり、モクテルに使ったりしました。

レモンの白い部分をスプーンでくり抜きます。
白い部分はえぐみが出やすいのでできるだけレモンの皮の部分だけ残るようにこそぎ取ります。

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あらかたレモンの皮をくり抜くことができたら1/4にカットして煮こぼしをします。レモンの皮だけで250gくらい。そのまま煮てしまうとレモン独特の苦味や渋味が出てしまうので、鍋に入れて煮こぼしをします。

煮こぼしを3回ほど繰り返すと、レモンの皮がクタっとしてきます。


水を切り、鍋にレモンの皮、三温糖300g、水600g、レモングラスふたつかみ入れてひと煮立ち。

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落とし蓋をして弱火で40分ほどことこと煮ます。


冷めたらほろ苦甘いレモンピールシロップの出来上がり。

家庭でも簡単に作れるのでぜひ。

レモンピールはおやつに。シロップはお湯で割ったり、紅茶に入れても美味しいです。

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カウンターのなかに立つと写真を撮るのをついつい忘れてしまうので当日の様子の写真が全然ないのが残念、、!

FRYDAY NIGHTのもえさんがつくるスパイスを漬け込んだタンドリーチキンフライ、味見をさせてもらったら、たまらなくジューシーで美味しかったです。

美味しそうにカレーとフライを頬張り、ドリンクと会話を楽しむ皆さんをカウンターのなかから見れて、とても幸せな夜でした。

来てくださった皆さまありがとうございます。

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次回、ADDAでのイベントは10月17日(土)です。

ぜひ遊びにいらしてください。






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